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兵庫県、新素材開発で20社集結-「SPring-8」のビームラインなどフル活用

日刊工業新聞電子版 6月19日(日)12時5分配信

 【神戸】兵庫県は新素材開発のため、県内を中心とした企業、大学、研究機関で構成する研究会を今夏中に立ち上げる。放射光科学と計算科学、材料科学の分野融合を進め、次世代産業を育成するのが狙い。県内の大型放射光施設「SPring―8」(兵庫県佐用町)とスーパーコンピューター「京(けい)」(神戸市中央区)も活用する。

 兵庫県立大学放射光ナノテクセンター(兵庫県たつの市)が研究会の中核機関となり、放射光やシミュレーション、材料関係にかかわる企業、大学、研究機関の20社程度が参画する予定。安全性と大容量を兼ね備えた新蓄電池材料、レアアースを使わない新磁石材料、熱を電気エネルギーに変える新熱電材料などの新素材開発を目指す。具体的な研究開発体制などは研究会設立後に詰める。

 県は研究会の発足に加え、SPring―8に保有する県専用ビームラインに大画面2次検出器を整備し、10月頃から運用を始める。検出器を大型化することで、より高速で高精度な試料の測定、解析ができるようになり、新素材開発に貢献するという。また物質・材料研究機構を中心に進める材料開発のプロジェクト「情報統合型物質・材料開発イニシアティブ」にも参画し、企業などの新素材開発を後押ししていく。

最終更新:6月19日(日)12時5分

日刊工業新聞電子版

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