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次世代が次世代でなくなった日――『第8回AKB選抜総選挙』から見えたもの

クランクイン! 6月19日(日)9時40分配信

 18日、HARD OFF ECOスタジアム新潟にて開催された、AKB48の45枚目シングル選抜16人のメンバーを決める『第8回AKB48選抜総選挙』。指原莉乃(HKT48)が“最高のライバル”渡辺麻友(AKB48)を抑え、あの前田敦子も、大島優子も果たせなかった初の連覇を達成するなか、メジャーデビューが決まったNGT48の本拠地・新潟に経済効果15億円をもたらすなど、まさに国民的イベントだったと言えるだろう。

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 今年の立候補者数は、未来からタイムスリップした小嶋陽菜そっくりの謎のメンバー・にゃんにゃん仮面を含む272人。それに対し、グループ前総監督の高橋みなみ(元AKB48)の卒業を受け、“神7”としての空席は1席。同じく卒業した宮澤佐江(元SKE48)ほか辞退組により、“16位までの選抜メン”は過去最多となる計5席が空いており、そこに兒玉遥(9位・HKT48/AKB48)、向井地美音(13位・AKB48)、岡田奈々(14位・AKB48)、高橋朱里(15位・AKB48)、にゃんにゃん仮面(16位)といった初選抜組がランクインした。

 当日会場で、大島優子演じるわんわんポリスとともに“茶番”を演じた後、ついに卒業発表した小嶋はさておき、宮脇咲良とともにHKTエースの兒玉、2年前に大島から「ヘビロテ」“後継者指名”を受けていた向井地、“三銃士”として注目されていた岡田奈々、川栄李奈とドラマ「セーラーゾンビ」で主演を張っていた高橋と、それなりに目立った活動から少なくとも2~3年経っており、48グループをよく知る人間には“ようやく”という印象が強い。そのぶん、先輩たちの壁は厚く、そこを超えることは容易ではなかった。だが、高橋が「(80位以内に)ランクインしても、認めてもらえたと思える瞬間がなくて」とスピーチしたように、これから増えるメディア露出によって、彼女たちは次世代から先頭に立つ存在となっていくはずだ。


 また、引退を視野に入れ、“今年が最後”と宣言した峯岸みなみ(AKB48)も17位で、例の事件以来の選抜入りならず。昨年2位の柏木由紀(AKB48/NGT48)も直後に発覚した事件の影響もあってか5位にランクダウンと、やはりスキャンダルも大きく左右した今年の総選挙。

 そう考えると、“スキャンダル成金”と自虐ギャグを飛ばすほどの余裕をかました指原莉乃の人間力のスゴさはハンパない。速報では1位だったにも関わらず、2位に終わった渡辺に、最終的に6万3000票の大差をつけたことを考えると、アイドルの枠を超えた日本を代表する女性タレント&プロデューサーといっても過言ではないだろう。

 ただ、結成10年を迎え、試行錯誤のうえでのミリオンセラー更新や、公式ライバルである乃木坂46や欅坂46の止まらない勢いなど、渡辺がスピーチで語った「今のAKB48がピンチ」なのは事実。身を持って「やっぱり、あの壁(指原)は高い。越えられない」と、実感した彼女が指原だけでなく、3位の松井珠理奈(SKE48)4位の山本彩(NMB48)ら地方組リーダーとがっつりスクラムを組むことは、今回80位圏内に28人ランクインしてメンバー最多数の第一党に返り咲いたAKB48のほか、48グループ全体が迎えているピンチの大きな突破口になるのではないだろうか。(文:くれい響)

最終更新:6月19日(日)11時25分

クランクイン!

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。