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空き店舗改修し交流カフェに 野々市で金沢工大生

北國新聞社 6/19(日) 2:50配信

 金沢工大環境・建築学部の学生でつくる「Toiro(トイロ)プロジェクト」が、野々市市本町2丁目の空き店舗をコミュニティーカフェに改修する活動に乗り出した。町内会の依頼を受け、傷みの激しい築約60年の建物を地域住民がくつろげる空間に改装、補強する。カフェでは社会福祉士が住民の悩み相談に応じる予定で、8月末の開業を目指す。

 改装する空き店舗は木造2階建て、延べ床面積約70平方メートルで、3年ほど前まで事務機販売店として使われていた。カフェスペースにする1階店舗部分の床がコンクリートのため、木の板を敷き、温かみを持たせる。壁に柱を数十本取り付けて建物を補強するほか、キッチンも床の張り替えなどを予定している。

 カフェが開業する本町2丁目では以前、町内会が高齢者の買い物支援などのボランティアに取り組んでいた。高齢者から「気軽に集うことのできる場所がほしい」との要望が多く聞かれたため、町内会がカフェを開設することにした。

 開業に向けて地域住民から空き店舗を貸し出してもらったが、立て付けが悪かったり床の腐食があったりと、そのまま使える状態ではなかったため、市内で地域貢献活動を行うトイロプロジェクトに協力を依頼した。

 カフェは社会福祉士の齋田和樹さん(47)が、福祉に関する相談に対応する「ケアサポートネットワーク ピーナッツ」の事務所を兼ねて運営する。当面は月、水曜の午前10時~午後5時に開店し、コーヒーなどドリンクを提供する。

 改修作業のリーダーを務める西田拓哉さん(20)=建築学科3年=は「カフェの内装は、『昔ながらの家族団らん』をテーマにしており、誰もがくつろげる空間にしたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:6/19(日) 2:50

北國新聞社