ここから本文です

飛鳥2に加賀九谷野菜 富裕層にPRで販路拡大

北國新聞社 6/19(日) 2:50配信

 加賀市産のブロッコリーやキャベツなど「加賀九谷野菜」の6品目が、国内最大級のクルーズ船「飛鳥Ⅱ」(5万142トン)の乗客に提供される。クルーズ船の運航会社が品質を評価し、早ければ金沢港に寄る22日から使われる。昨年12月のコシヒカリ、ゆめみづほに続く納品となり、JA加賀は富裕層が多いクルーズ客に口にしてもらうことで加賀のブランド野菜を国内外に周知し、販路拡大につなげる。

 飛鳥Ⅱに納入する野菜はブロッコリー、キャベツ、トマト、ナス、キュウリ、ジャガイモで、今月22日に船が金沢港に立ち寄るのに合わせ、第1弾として計500キロを運び入れる。

 加賀九谷野菜は加賀市が九谷焼発祥の地であることに加え、北陸最大の産地であるブロッコリーなどの知名度アップを図るため、JA加賀が昨年7月に商標登録した。

 飛鳥Ⅱでは昨年12月から加賀市産のコシヒカリ、ゆめみづほが使われており、JA加賀が野菜も納品できないか、船を運航する郵船クルーズ(横浜市)に働き掛けたところ、みずみずしさや食味などで評価を受け、金沢寄港に合わせて500キロの注文が入った。

 飛鳥Ⅱは2006年に就航した。全長は241メートル、乗客の定員は872人、乗組員は約470人で、現在は今月5日に神戸港を出発し、7月8日に東京港へ戻るツアー「日本一周グランドクルーズ」の最中だ。22、23日に金沢港に接岸した後、九州へ向かう。

 同JAは今後もブドウやナシといった果物の納品も働き掛ける方針で、久保田清忠組合長は「将来的には農産加工品も使ってもらい、クルーズ船が航行する海外にも供給できる形にしたい」と意気込んだ。

北國新聞社

最終更新:6/19(日) 2:50

北國新聞社