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ディスクロージャーが「原点回帰」なEPをサプライズ・リリース アル・グリーンの歌声もフィーチャー

bmr.jp 6月20日(月)21時50分配信

ディスクロージャーが「原点回帰」なEPをサプライズ・リリース アル・グリーンの歌声もフィーチャー

ディスクロージャーが「原点回帰」なEPをサプライズ・リリース アル・グリーンの歌声もフィーチャー

サム・スミスをゲストに迎えた“Latch”が2014年に全米チャートで最高7位のヒットとなり、また今年2月の第58回を含め3年連続でグラミー候補にもなっている英人気ダンス・デュオ=ディスクロージャーが、新曲3曲を収録したEP『Moog For Love』を先週サプライズ・リリースした。

南ロンドン出身の兄ガイと弟ハワードのローレンス兄弟によって結成されたディスクロージャーは、90年代ガラージ・サウンドを現代的に甦らせたかのような“White Noise”などのシングル・ヒットを放ち、EDMとは一線を画したダンス・サウンドで話題を呼んだロンドンの2人組。サム・スミスとの“Latch”も収録したデビュー・アルバム『Settle』は、各メディアが発表する年間ベストで軒並みトップ10に入るなど高く評価され、その後ナイル・ロジャースとのコラボレーションやメアリー・J.ブライジのプロデュースを経験。サム・スミスのブレイクと共に、本国では2012年に発表していたシングル“Latch”が2014年になってアメリカでも人気を博し、全米チャート最高7位を記録するなど活躍の幅を広げ、昨年は、サム・スミスからザ・ウィークエンド、ロード、ミゲル、グレゴリー・ポーターなど豪華アーティストを迎えた新作『Caracal』を発売したばかりだ。

グラミー賞では、2014年の第56回でデビュー作『Settle』(最優秀ダンス/エレクトロニカ・アルバム部門)、2015年の第57回で“F For You”(最優秀ダンス・レコーディング部門)に続いて今年も2月の第58回で『Caracal』(最優秀ダンス/エレクトロニカ・アルバム部門)がノミネートを受けるなど3年連続でグラミー候補となり、英ダンス・ミュージック界の新たなスターとして活躍している彼らが、6月15日に新たなEPを急きょ発売した。

発売前週の11日には、出演した英大型野外フェスティバル〈Wild Life〉にて“BOSS”を先行発表、発売前日にはApple Musicのインターネット・ラジオ「Beats 1」の番組の中で、英ガラージDJのイーツ・エヴリシングとのコラボ曲“Moog For Love”をお披露目。〈Wild Life〉では、「アルバムではないけど、この夏向けのものをリリースしたいんだ」、「クラブ寄りなEPだよ。初期に戻った感じの」などと話していたが、3曲入りのEP『Moog For Love』がサプライズ・リリースされた。

“BOSS”、“Moog For Love”と当初の彼ららしいフロア向けのハウシーな新曲に加えて収録された“Feel Like I Do”は、偉大なソウル・シンガー、アル・グリーンの1972年の名曲“I'm Still In Love With You”から「I feel like I do...」と歌う部分を中心にサンプリングした曲となっており、“I'm Still In Love With You”のディスクロージャー・リミックスとも言えそうな趣きだ。レーベル側の説明によれば、サンプリングの許諾を得る際にアル・グリーン本人も聴き、気に入ってもらったことから“例外的に”許可が降りたのだとか。なお表題曲“Moog For Love”でも、ジョージ・ベンソン版の“Moody's Mood”から「You give me a smile and then I'm wrapped up in your magic」と歌う部分をサンプリングしている。

「Beats 1」の番組でも、「常に曲は作っているけど、新しいアルバムを作るには時間が足りない」と新作についてはまだ先だと話していたローレンス兄弟だが、Hypetrackのインタビューによれば、夏のツアーが落ち着いた後はしばし休暇を取る予定なのだという。『Moog For Love』発売前のこの取材の中で彼らは、「すこしブレイクを取ろうと思うんだ。この夏には、みんなに楽しんでもらえるEPを出すよ。とても夏っぽくて、踊れるやつ。昔に戻った感じの、とてもハウシーなEPだ。そして10月の終わり頃にツアーが終わるから、ちょっとみんなの前から姿を消そうと思っている」、「この7年ずっと働き通しで、弟のハワードは15歳で音楽を始めたけど、それからちゃんとした休暇を取ってないんだ。こいつはもう22歳だよ。だから、ちょっと休む時かなって。それに、休みを取れば、自分が何を好きだったかが分かると思う。これは仕事じゃなくて、好きなことだからね」と話している。

今月の〈Glastonbury Festival〉など世界各国の大型フェスへの出演が予定されているディスクロージャーは、来月開催される〈FUJI ROCK FESTIVAL〉での来日も決まっており、7月22日(金)に出演予定。また現時点で、10月28日にフロリダで開催される〈Suwannee Hulaween〉への出演までが発表されており、この後に休暇を取る予定と見られる。なお、7月29日には『Moog For Love』の12インチ・ヴァイナルの発売も予定されている。

1. “BOSS” - Disclosure
2. “Feel Like I Do” - Disclosure & Al Green
3. “Moog For Love” - Disclosure & Eats Everything

最終更新:6月20日(月)21時50分

bmr.jp

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。