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台湾「唐奨」漢学賞のド・バリー氏、宋明理学の研究に尽力

中央社フォーカス台湾 6/20(月) 13:01配信

(ニューヨーク 20日 中央社)東洋のノーベル賞とされる「唐奨」の第2回漢学賞受賞者に選ばれたウィリアム・セオドア・ド・バリー氏は、生涯を儒教史研究に捧げてきた。特に注力するのは宋明理学の研究。60年近くの教員人生において、台湾と中国大陸を幾度となく訪問してきたド・バリー氏は、台湾の中華文化保存への努力を高く評価している。

ド・バリー氏の研究分野において特に深い研究が行われているのは、明末清初の三大儒学者の一人とされる黄宗羲について。著作からは、人類文明の未来に対する関心が見て取れる。

近年は東洋と西洋の文明の比較と相互補完性に焦点を置き、2004年には「高貴さと文明」(仮訳)を出版。西洋の視点だけで世界の文明の行く末を観察したり導いたりするのは、多元文化主義が流行する今日には適さなくなっているとの考え方を強調した。

両岸(台湾と中国大陸)における中華文化の保存に話が及ぶと、ド・バリー氏は国民党が台湾にやって来た後の中華文化保存に向けた努力を「非常にうまくやっている」と称賛。一方、同時期の中国大陸では中華文化はほとんど破壊されてしまったと両地域の差異に触れた。だが、近年では中国大陸でもゆっくりと儒教が受け入れられるようになってきたとし、「両岸の差は徐々に小さくなっている」と言及した。

(黄兆平/編集:名切千絵)

最終更新:6/20(月) 13:01

中央社フォーカス台湾

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