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欧米メディアも県民大会を一斉報道

沖縄タイムス 6月20日(月)5時3分配信

 【平安名純代・米国特約記者】欧米主要メディアは19日、那覇市の奥武山公園陸上競技場で開かれた、元米海兵隊員の軍属による暴行殺人事件に抗議する県民大会について一斉に報じた。
 米紙ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポスト、主要テレビ局のABCニュース、FOXニュースはそれぞれ電子版で東京発のAP通信の記事を配信。黒い服に身を包んだ参加者らが黙とうして祈りをささげ、米軍基地のプレゼンスに抗議する大規模集会で、翁長雄志知事が「卑劣な犯罪は断じて許せない」と訴え、在沖米海兵隊の撤退などを求めた決議を採択したなどと報じた。
 米軍準機関紙「星条旗」は、県外でも41カ所で同様の抗議集会が開かれたと指摘。大会では稲嶺進名護市長が「戦後、何も変わっていない」と訴え、高里鈴代氏が「なぜ娘なのか。なぜ殺されなければならなかったのか」とつづられた被害者の父からの手紙を読み上げたことや、呉屋守將氏が在沖海兵隊の撤退へ向け、「あらゆる障害を乗り越え、一緒に頑張ろう」と訴えたなどと報じた。
 ロイター通信は那覇発の記事で、「怒りは限界を超えた」のプラカードを両手に高く掲げた参加者らの写真を掲載。「沖縄の痛みを安倍首相に感じてほしい」と話す犠牲者と同年齢の孫を持つ参加者の意見や、「沖縄の全米軍基地を撤去すべき」と話す女性の声なども併せて報じた。

最終更新:6月20日(月)5時3分

沖縄タイムス