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初の金メダル必ず フェンシング日本代表監督の橋本氏(元川俣高教諭)

福島民報 6月20日(月)9時54分配信

 元川俣高教諭でリオデジャネイロ五輪フェンシング競技日本代表監督の橋本寛氏(51)=ネクサス=は19日、東京都内で記者会見し、五輪2大会連続で銀メダルの日本勢から初の金メダリストを誕生させる強い意欲を示した。福島県内で指導力を培った15年間を振り返り「金メダルを福島に持って帰りたい」と第二の古里に夢を届ける決意も語った。
 「日本がなし得なかった金メダルを取りたい」。五輪監督として初めて指揮する橋本監督は終始メダルの色にこだわった。リオ大会の団体戦出場はかなわなかったが、3大会連続のメダル獲得が懸かるフルーレの太田雄貴選手(30)=森永製菓=、ワールドカップで初優勝したエペの見延和靖選手(28)=ネクサス=ら6選手全員が個人種目でメダルを狙えると強調した。
 埼玉県出身で、ふくしま国体を前にした平成6年に川俣町国体室に勤務後、福島商、岩瀬農、川俣の各高教諭を務めた。選手の傍ら若手育成に励み、全国レベルの選手を育てた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後は「つらい思いで福島を見てきた」という。選手とともに県内を訪れ県民を励ましてきた。被災地に希望を届ける-。リオ大会で成果を残したい理由がここにある。
 穏やかな性格だが勝負へ臨む姿勢は厳しい。選手として出場したバルセロナ五輪から24年後、監督として日本勢を頂点に押し上げる。
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 リオ五輪日本代表監督・選手の壮行会が19日、都内で開かれ、佐藤金正県フェンシング協会長が出席し、橋本監督を激励した。

福島民報社

最終更新:6月20日(月)11時16分

福島民報