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若者呼び込む工夫もっと 佐賀大で参院選公開討論会 参加者「政策の違いは分かった」

佐賀新聞 6月20日(月)11時42分配信

 22日公示の参院選に立候補を表明している3氏が登壇した19日の公開討論会。国や佐賀県の重要な政治課題である経済政策やオスプレイ配備計画、「18歳選挙権」などについてそれぞれの主張を論じ合った。傍聴者からは「3人の違いがよく分かった」と感想が聞こえた一方で、「大学が会場なのに若い人の参加が少なかった。若者を選挙に呼び込むための工夫がもっと必要ではないか」と指摘する声も上がった。

 憲法改正や消費税増税の是非、地方創生など多岐にわたって論議。佐賀空港へのオスプレイ配備計画に関しては、自民党の福岡資麿氏(43)が「米軍の訓練移転と自衛隊機の配備は完全に切り離して考えるべき」と訴えたのに対し、民進党の中村哲治氏(44)は「安倍政権下で改定された日米防衛協力指針を考えれば、おそらく日米で共同運用せざるを得なくなる」と反論した。政治団体・幸福実現党の中島徹氏(42)は「中国の脅威を考えてもオスプレイは国防上、必要だ」と強調した。

 今回の参院選は、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことが注目点の一つで、主催者は若い世代が参加しやすいように佐賀大学を会場に選んだ。

 佐賀大4年の中野太郎さん(23)=久留米市=は「オスプレイや憲法9条の問題については3人の立場の違いがよく分かったけど、地方創生に関しては3人とも具体性が足りなかったかな」と評価。佐賀大OBの山口黎さん(25)=佐賀市=は「人柄も見えて発見が多かった。街頭演説などで政策をもっと吟味して投票したい」と語った。

 一方、小城市の女性(51)は「大学が会場の割には若い人の姿が少なくて残念」と話し、若者の選挙への関心を高めるためにも、今後も活発な政策論争をしてほしいと求めた。

最終更新:6月20日(月)11時42分

佐賀新聞