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仲村颯悟監督が舞台あいさつ 映画「人魚に会える日。」深谷で公開

埼玉新聞 6月20日(月)10時30分配信

 沖縄の基地問題がテーマの映画「人魚に会える日。」が19日から、埼玉県深谷市の市民シアター「深谷シネマ」で公開が始まり、上映終了後に沖縄県沖縄市出身の仲村颯悟監督(20)が初日舞台あいさつを行った。

 仲村監督は、同シネマの竹石研二館長に紹介されて登場。作品を製作したきっかけや苦労話を披露した。「見た人によって、解釈が変わる映画にしたかった。基地がある沖縄で生活している僕らの現状を知ってもらい、少しでも関心を持ってもらえれば」と鑑賞を呼び掛けた。

 また、映画製作に関して素人の大学生スタッフが協力してくれたことに触れ、「伝えたいという思いだけで集まった」と紹介。「沖縄への思いが詰まった熱量を受け取ってほしい」と締めくくった。深谷宣伝担当の早野茜さん(20)は「若者の視点でリアルな沖縄が見られる作品。見て感じたことをいろいろな人に伝えてほしい」と話していた。

 映画を見た長瀞町の保育士、高橋実穂さん(36)は「基地があるのがいいのか、ないのがいいのか分からないというのが(沖縄の)若い子たちの気持ちなんだと思った。映画が広まって、日本全国で基地問題について考えていければ」とかみしめていた。

最終更新:6月20日(月)10時30分

埼玉新聞