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ブルー・オリジン、4度目のロケット打ち上げ・回収と「クラッシュテスト」に成功。

sorae.jp 6月20日(月)9時14分配信

アマゾン創業者のジェフ・ベゾスの下、着々と宇宙開発への道を踏み固めるブルー・オリジン社。そのブルー・オリジンが6月19日、4度目となるロケットの打ち上げと回収に成功しました。(動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=EI-tGVFg7PU)

今回、ブルーオリジンは初となる「ニュー・シェパードロケット」の打ち上げから回収までの動画配信を行ないました。ロケット打ち上げの動画配信といえばスペースX社がおなじみですが、同じテック企業のトップが率いるブルー・オリジンがこれまで打ち上げの動画配信をしていなかったのは少し意外です。
 
上の動画ではロケットの打ち上げから宇宙船の分離、そしてロケットと宇宙船の着陸をそれぞれ鮮明に観察することができます。打ち上げは東海岸時間の10時36分にテキサスから行なわれ、ニュー・シェパードは11分間の空中飛行を無事に完了しています。
 
ニュー・シェパードは現在2つの任務を背負っています。その中でも大きなものは、地上100kmでの宇宙旅行です。宇宙船には6人が登場し、旅行客は地球と宇宙の縁を見たり、さらには数分間の無重力状態を体験することができます。その後打ち上げロケットは逆噴射によって地上に降り立ち、宇宙船はパラシュートによって地上に降下します。
 
今回の打ち上げでは興味深いことに、「宇宙船のクラッシュテスト」が行なわれました。これはメインパラシュートの1つが開かなかったら…という状況をテストするもの。今回の打ち上げでは2つのメインパラシュートだけが展開されましたが、宇宙船は無事に地上に降下することができました。
 
今後ブルー・オリジンはこのような無人での打ち上げを来年まで繰り返し、2017年には有人での打ち上げを、そして2018年には顧客を乗せた打ち上げを予定しています。残念ながらブルー・オリジンの宇宙旅行の参加費用はまだ公開されていませんが、ロケットの再回収や競合他社の参入によって、宇宙旅行が私達の手に届く日が待ち遠しいものです。

最終更新:6月20日(月)9時14分

sorae.jp