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そろそろ部活も引退、そんなわが子に受験勉強への切り替えを促すコツ

ベネッセ 教育情報サイト 6/20(月) 14:00配信

帰宅部で早くから受験勉強していた子どもに比べ、部活に没頭していた子どもが不利かというと、一概には言えません。部活で培った集中力や忍耐力は受験を乗りきる力となり、大きく巻き返すケースも多いと言われています。しかし、そのためには引退後の気持ちの切り替えが不可欠。どのように促すと、子どもの気持ちは受験勉強に向きやすくなるでしょうか。

引退後の「燃え尽き症候群」にご注意!

部活の種類によって大きく異なりますが、最後の大会を終えて、5、6月ころから引退するケースが多いようです。翌日から、「さあ、今日から受験勉強だ!」と、すっぱりと気持ちを切り替えられるとすばらしいのですが、そううまくいくとは限りません。

部活の引退後から、ぼんやりと気が抜けた表情をしていたり、帰宅後に何もせずにゴロゴロしていたりしたら、いわゆる「燃え尽き症候群」を疑う必要があるでしょう。お聞きになったことがあるかもしれませんが、燃え尽き症候群とはひとつのことに一生懸命に打ち込んでいた人が、急に何事にも意欲を失ってしまう状態を言います。

勉強しなければいけないことは本人が一番わかっている

部活一筋の生活を送ってきた生徒ほど、こうした状態に陥る可能性があります。受験勉強を本格化すべき時期にダラダラと過ごしていたら、保護者として一喝したくなる気持ちはわかります。しかし、本人にとっては人生の目標が失われたと感じるほどの状況ですから、「みんな必死に勉強しているよ」「早くしないと合格できないよ」などと責めることによって、それ以上、つらい思いをさせるのは避けましょう。

勉強しなくてはいけないことは、本人が一番わかっています。ですから保護者はあくまでも見守る態度に徹し、子どもから求められたら相談相手になりましょう。その際は、部活での努力を認め、次の目標が決まれば同じようにがんばれることを伝えるなどして励ましましょう。子どもの気持ちを理解し、せかさずに支えていく態度を示すことは、徐々に気持ちを切り替える支えになるはずです。繰り返しになりますが、不安や焦りをあおって勉強に向かわせるような言葉はかけないようにしましょう。

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最終更新:6/20(月) 14:00

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