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NASAが電気飛行機「X-57」公開 14個のプロペラで離着陸

sorae.jp 6月20日(月)11時16分配信

NASAは6月17日、電気飛行機の研究用プロトタイプ「X-57(通称:Maxwell)」を公開しました。ちなみにMaxwellとは電磁気学に偉大な業績を残した、イギリスの理論物理学者のジェームズ・クラーク・マクスウェルから取ったものです。
 
X-57の特徴は翼に取り付けられた14個のモーター駆動のプロペラです。これらのプロペラは2つの大型プロペラと12個の小型プロペラから構成されてます。そして離陸や着陸時には14個のプロペラすべてを使い、巡航時には2つの大型プロペラを使ってバッテリー消費を抑えるのです。
 
NASAによると、時速175マイル(時速約280km)での巡航時にX-57は従来の航空機の5倍の燃費を達成すると期待されています。また搭載されたバッテリーの充電は地上のソーラー発電施設から行う予定です。乗員用のシートはたったの1席のみ。割り切り仕様です。
 
NASAは昨年より、電気で駆動する航空機を設計すると宣言していました。その狙いは飛行時の騒音を半分以下に軽減し、さらに燃料を節約することにあります。今後、NASAは10年計画として再生可能エネルギーで飛行するXプレーン(アメリカの実験機シリーズ)を製作します。またX-57は今後4年間テストを行ない、その後により大きな電気飛行機を設計します。
 
NASAでアドミニストレータを務めるCharles Bolden氏は、「一般的な航空機のサイズのX-57は、航空機の新たな時代における最初の一歩なのです」と語っています。電気飛行機と聞くとなんだかラジコンのようだな~という印象がありますが、バッテリーやモーター、それに航空流体力学の発展で、このXプレーンがどこまで実用的なものになるのか注目ですね!

最終更新:6月20日(月)11時16分

sorae.jp