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広島市の外国人観光客、初の100万人超え

ニュースイッチ 6月20日(月)8時16分配信

東北は回復が遅れ

 2015年に広島市を訪れた外国人観光客が初めて100万人を超えた。観光客全体も5年連続で過去最多を更新する1199万7000人(前年比3・0%増)となった。このうち外国人は102万9000人(同56・6%増)と大幅に伸びた。広島市は、オバマ大統領の平和公園訪問もあり、16年はさらに増加すると見ている。

 外国人観光客の国・地域別で多かったのは米国、豪州、台湾の順。中国、フランスなども伸び、国内の平均増加率に比べても9・5ポイント上回った。増加率が高かったのはインバウンド(訪日外国人)対策として中国運輸局などと連携した外国での観光誘致プロモーション、大型クルーズ船の寄港誘致や観光地での通信環境整備などが要因。

 国内からの観光客では、修学旅行生が33万5000人(同9・8%増)と堅調に増えた。宿泊観光客は482万5000人と前年に比べ1・0ポイント上回るにとどまった。

<東北集客で観光商談会>

 日本政府観光局(JNTO)は、東北地方に訪日外国人旅行者を呼び込むため、22―25日に中国、韓国、台湾、香港から100人の旅行会社関係者を招いた観光商談会を開催する。観光庁と共に展開している東北への旅行キャンペーンの一環。

 仙台市で商談会を開いた後、東北6県の景勝地や温泉などを巡る。さらに、3月に開業した北海道新幹線に乗車し、北海道南部を視察。函館市内で道内の観光関係者との交流会も実施する。

 2015年の訪日外国人旅行者数は過去最高の1974万人に達したが、東日本大震災で被災した東北では回復が遅れている。

最終更新:6月20日(月)8時16分

ニュースイッチ