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本当に人の役に立つロボットを模索し続ける安川電機の若きリケジョ

ニュースイッチ 6月20日(月)14時50分配信

前田芳江さん(26)制御設計に魅力

 名古屋工業大学大学院で介護ロボットの研究開発に励んだ前田芳江さん(26)だが、介護現場で「使いにくい」とあしらわれ、本当に人の役に立つロボットを模索している。

 安川電機を選んだ理由は、事業を通じて人とロボットが共存する社会が現実になると知ったから。ロボティクス技術部では唯一の女性技術者として、0.1ミリメートルの精度が求められる制御系設計を担当する。上司に「時間を忘れて実験に没頭している」と苦笑いされるほどの情熱を秘めている。

<計算は苦手だが工作好きだった子ども時代>
 名古屋工大大学院で膝関節を模擬したロボットを研究していました。ただ理学療法士の方に「鈍重なロボットは必要ない」と言われショックを受けました。担当教授に作り直しを訴えたところ「なぜ役に立たないのかそれを定量的に証明しなさい」と言われ、数値化に取り組みました。

 計算が苦手で工作が好きな子どもでした。母とは一緒にモノづくりをし、父は難しい計算式を出して答えられずに困っている私を見て喜んでいました。

 安川電機を選んだ理由はアクチュエーター(駆動装置)の技術が高かったからです。働いている方々の明るくエネルギッシュな姿にも好感を持ちました。現在はロボットアームの制御系設計を担当しています。レーザーを装着したアームを肉眼では分からないレベルで制御する当社の技術の結晶です。ただ自分の知識不足にへこむことがあります。もっとこうすべきと提案することができず、勉強不足を痛感しています。

 生まれ育った愛知県を離れての就職は両親も不安だったのか、よく遊びに来てくれます。女性が少ない職場ですが不自由は感じません。結婚・出産を経ても仕事を続けていくことができる環境が整っているのはありがたいですね。

 学生時代から始めたジャズトランペットが趣味です。休日はセッションでリフレッシュしています。

最終更新:6月20日(月)14時50分

ニュースイッチ

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