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光州事件鎮圧部隊のパレード参加 市民の反発高まり取り消し

ハンギョレ新聞 6月20日(月)11時41分配信

光州報勲庁、25日の報勲行事に 光州抗争鎮圧の第11空輸部隊兵力含む 反発高まり部隊のパレード参加を取り消し

 国家報勲処が、1980年の5・18抗争(光州事件)で光州(クァンジュ)市民に向け集団発砲した第11空輸旅団を6・25(朝鮮戦争)記念パレードに参加させることにしたが、反発が高まり取り消した。

 17日、5・18記念財団と光州市の話を総合すれば、国家報勲処は25日午前9時20分、光州市南区亀洞のビッゴウル(光の村)市民文化館で6・25 66周年想起記念式を行う。

 国家報勲処は、記念式の終了後に参戦有功者、市民、学生、軍人、警察官など約1000人が参加する「護国報勲パレード」を行う。光州公園から旧全羅南道道庁(現、国立アジア文化殿堂)まで1.3キロメートルの市街行進で、オープンカーに乗った参戦勇士を先頭に、儀仗隊、軍楽隊、警察、軍人らが参加する。

 国家報勲処は当初、軍人のパレードには陸軍31師団所属の約150人と第11空輸旅団所属の約50人、計200人余を参加させることにした。11空輸旅団は80年の5・18抗争当時、5月21日に旧全羅南道道庁前の錦南路における集団発砲に直接関与した部隊だ。当時、この集団発砲でキム・ワンボン君(15・当時中3)など34人が現場で死亡した。11空輸旅団は5・18抗争時にチュナム村民間人虐殺を犯した部隊でもある。

 光州市をはじめ5・18記念財団など338団体が参加する5・18歴史わい曲対策委員会は、この日の会議で「光州市が11空輸旅団の錦南路パレード中止を求める書簡を報勲処に送るべき」とする意見を集約した。5・18記念財団のキム・ヤンレ常任理事は「80年5月、白昼に市民を虐殺した空輸部隊が錦南路でパレードを強行すれば、対策委として市民と共に対応する」と述べた。チョン・スマン前5・18遺族会長は「報勲処が報勲行事を口実に11空輸旅団を旧全南道庁前までのパレードに参加させる計画を立てたこと自体が、光州市民と歴史を蔑視する行為」と批判した。

 光州地方報勲庁は当初「6月護国報勲の月をむかえて光州をはじめ全国の主要都市で推進される行事なので問題はない」という立場だった。だが、光州地方報勲庁は5・18団体の反発が高まりを見て「11空輸特戦旅団のパレード参加を取り消すことにした」と明らかにした。

光州/チョン・デハ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:6月20日(月)21時8分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。