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“マモノ”さんは退散!? クラッシュ回数少なめだったスーパーGT SUGO公式テスト

オートスポーツweb 6月20日(月)21時36分配信

 6月18~19日の2日間、スポーツランドSUGOではスーパーGTの公式テストが開催され、2日間合計で6300人のファンがサーキットを訪れたが、2日間の走行で赤旗中断は7回、マシンにダメージを負うクラッシュは2回と、2015年のテストに比べると回数が減っている。

【SPコーナーの縁石を攻めるB-MAX NDDP GT-R】

 スポーツランドSUGOと言えば、“マモノが棲む”と言われるほどスーパーGT開催時はアクシデントが多いサーキット。他のサーキットと比べるとランオフエリアも狭く、3コーナーやSPコーナー、最終コーナー等チャレンジングなコーナーも多数ある。2015年のSUGOテストでは2日間合計で12回の赤旗が提示されたほか、SPコーナーではクラッシュも多発。また、3コーナーではクラッシュしたSUBARU BRZ R&D SPORTが炎上してしまうアクシデントも起きていた。

 また、今シーズンは第2戦富士でタイヤに起因するアクシデントが多発したほか、6月7~8日に行われた鈴鹿タイヤメーカーテストでは、Epson NSX CONCEPT-GTとグッドスマイル 初音ミク AMGが130Rでクラッシュ。両者とも今回のSUGOテストを欠席することになってしまったため、「SUGOでも何か起きるのではないか……?」という声が関係者内では多く囁かれていた。

 そんななか行われたSUGOテストでは、残念ながら2日目にtriple a ランボルギーニ GT3が最終コーナーでクラッシュ。また、RUNUP Group&DOES GT-RもSP出口でクラッシュを喫してしまったが、2日間の赤旗は7回。電装系のトラブルによるExcellence Porscheのスローダウンが1回含まれており、コースアウトも少なめだ。“マモノ”はお休み中か退散したのだろうか。

■コース改修で“マージン”増加?
 アクシデントが少なくなった理由について複数のドライバーに聞いてみると、「テストなので、やっぱりクルマを壊しちゃいけない」「もちろんちゃんとプッシュしないとテストにならないけど、ほんのわずかにマージンを取っている」という声が多かった。また、昨年のテストで複数台がクラッシュしたメーカーからは「壊さないように」という“お達し”が出ていたという。

 そして、多くのドライバーが挙げてくれたのは、SUGOそのものについてだ。今季スポーツランドSUGOは複数の箇所でコース改修されており、そのおかげで「今まで少しいきすぎるとバリアに刺さっていたところがいけるようになった」「縁石に乗れるようになった」という。具体的なコース改修箇所は下記のとおりだ。特にレインボー立ち上がりのゼブラ改修や馬の背アウト側、SPアウト側等はアスファルト舗装がわずかながらされており、これが“マージン”になっているという。

●スポーツランドSUGO 改修箇所
・ピットロード1コーナーイン側拡張/ゼブラ新設
・ハイポイント~レインボーコーナーアウト側雨水対策
・レインボーコーナー立ち上がりアウト側雨水対策/ゼブラ改修
・馬の背アウト側ランオフエリア舗装拡幅
・馬の背立ち上がりアウト側雨水対策/ゼブラ改修
・SPコーナーイン アウト側ゼブラ新設
・SPコーナーアウト側雨水対策、ゼブラ改修
・14ポスト前(二輪用シケイン進入)雨水対策

 では、これらの改修でSUGOの“マモノ”はいなくなってしまったのだろうか……!? 「じゃあ、レースではマモノはもういない!?」と聞いてみると、質問した全員の返答は「それはない」とのこと。「本番になったら、やっぱりテストよりもプッシュしなければいけないし、そうなったらクラッシュも増えてくる」「ここは天候がどうなるかも分からないし、狭いのは同じ」とのこと。実際、クラッシュ等には結びついていないものの、コース上での小さな交錯は多数発生していた。

 テストではNSXが好調ぶりをマークしたり、ZENT CERUMO RC Fが速さをみせたり、GT300ではマザーシャシー勢が速さをみせたりと7月の本番に向け楽しみな材料も出てきたが、そのまますんなりいかないのがSUGO。“マモノ”さんは今年も暴れてしまうのだろうか。

[オートスポーツweb ]

最終更新:6月20日(月)21時49分

オートスポーツweb

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