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[MOM1809]聖望学園GK山田浩希(3年)_埼玉に響き渡った雄叫び!繋げなかったバトンが覚醒の契機に

ゲキサカ 6月20日(月)18時46分配信

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.19 高校総体埼玉県予選準決勝 正智深谷高 0-0(PK1-3)聖望学園高 埼玉第2G]

 果たして何回ピンチがあっただろうか。そのたびに勇猛果敢に飛び出してはボールに食らい付き、雄叫びをあげた聖望学園高の守護神・山田浩希(3年)が、間違いなくこの試合のマン・オブ・ザ・マッチだ。山本昌輝監督も「素晴らしかった!」と端的な言葉で絶賛した上で、「彼の気持ちが伝わってきた」と目を細めた。

 最終学年に懸ける思いは特別なものがある。というのも、昨年度の高校サッカー選手権埼玉県予選の最後の試合に悔いを残しているからだ。「先輩のGKがレッドカードをもらって、自分の出番になった」という浦和東高との準々決勝で聖望は苦杯。誰が責めたというわけでもないだろうが、「バトンをつなげられなくて、本当に情けない気持ちになった」(山田)。山本監督は「自分が先輩を引退させてしまったという思いはあったのだと思う」と言い、その後の立ち居振る舞いの変化に守護神の目覚めを感じたとも言う。

 高いディフェンスラインをキープする聖望の戦術は、後方を広くカバーするGKの存在なくして成立しない。「前に出ることを常に意識して、DFの4人との連係も考えながら」ポジショニング。強い風も吹く中で際どい判断を迫られるシーンも多かったが、迷ったら交錯覚悟で飛び出すという姿勢を貫徹し、最後までゴールを守り抜いてみせた。

 迎えたPK戦でも相手の4番手をストップ。「ヤマ張って飛んだ。最後は直感」というセービングでチームを初の全国に導く大活躍。「ルーティンにしているんです」と笑ったセーブ後の雄叫びが埼玉に響き渡った。

[写真]聖望学園GK山田がPK戦でも勝負を決めるビッグセーブ

(取材・文 川端暁彦)

最終更新:6月20日(月)18時48分

ゲキサカ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。