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宮古島陸自配備、市長が受け入れ表明 現計画は反対

沖縄タイムス 6/21(火) 5:05配信

 【宮古島】宮古島への陸上自衛隊配備計画を巡り、下地敏彦市長は20日の市議会6月定例会の一般質問で、市民の生命財産や国土の保全、国民の安全を確保する観点から「宮古島への自衛隊配備については了解する」と受け入れを表明した。基本的に島内全域で認めるとの考えを示し、具体的な計画が出てきた段階で関係法令に適合するかどうかを判断し、その都度必要な法令を「全てクリアしていればいい」とする考えを示した。
 下地市長は受け入れの理由に、尖閣諸島周辺地域での中国公船による領海侵犯や中国軍艦による接続水域の航行、北朝鮮のミサイル発射などを挙げ「隣国の脅威は一段と厳しさを増している」ことを挙げた。
 防衛省が市内最大の地下水取水地「白川田水源流域」近くに建設を予定する旧大福牧場周辺への施設配備は「水道水源への影響はないと言い切れない。施設建設は認めない」と表明。反対の意思はすでに防衛省に申し入れたとした。
 旧大福牧場周辺への配備は関係法令に違反していないにもかかわらず、反対するのは「市民や議員から地下水汚染への懸念が表明されたことを真摯(しんし)に受け止めた」からだとした。
 一方、防衛省が計画するもう一カ所の千代田カントリークラブについては「まだ計画が出ていない。具体的な計画が出てそれを見て最終的に法律に適合するかで判断する」とした。
 千代田カントリークラブの配備では隣接する野原部落会から計画撤回の陳情書が市議会に提出され、委員会で「継続審議」となっている。今後、陳情書が採択された場合の対応について下地市長は「議会で判断することだからその経緯を見たい」とした。

最終更新:6/22(水) 19:19

沖縄タイムス