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ヒルトンに続き、北谷町で新たに3ホテル 沖縄本島中部最大の拠点に

沖縄タイムス 6月21日(火)11時17分配信

 【北谷】北谷町は町美浜の「フィッシャリーナ地区」の町有地の一部(E1、C2-1)を、ホテル建設を前提に、大和ハウス工業とムーンリゾートマネジメントに売却したことが20日、分かった。同地区では、内定分を含めた3件と、計画中や既存施設と合わせ、6ホテルが営業することになる。客室数は合わせて約900室にのぼり本島中部で最大級となる。(中部報道部・下地由実子)
 町は残る1街区(E2)についても、客室数100室前後のホテルを計画した売却先を内定しており、近く同地区における町有地の売却をすべて終える。いずれも4年以内の開業が土地の売却条件で、2020年をめどに同地区でホテル群が誕生する見通し。
 町によると、ヒルトン沖縄北谷リゾートの西側にオリックス不動産が所有する土地にも、同ホテルと連携した施設の建設が計画されているという。
 E1街区は、大和ハウス工業が約3億8740万円で取得した。ホテルは客室数119室、地上3階建てを計画。観光客やダイバーをターゲットに長期滞在を狙い、低価格で泊まれる多様な客室を構成するという。運営予定者は大和ハウスグループ。敷地面積は4776平方メートル、延べ床面積4956平方メートル。ことし10月に着工し、17年4月開業を予定している。
 C2-1街区は、ムーンリゾートマネジメントが約2億9700万円で取得。地上9階建て、客室数95室で、運営予定者はザ・テラスホテルズ。敷地面積3512平方メートル、延べ床面積9581平方メートル。17年11月着工、19年4月開業を予定する。
 町は、同地区にホテルや商業施設を集め、マリンスポーツと融合したリゾートタウンを構想し企業誘致を進めていた。町農林水産課は「中部の地の利を生かし、海やショッピングを楽しめる都市型リゾートの形成を期待したい」としている。

 【ことば】フィッシャリーナ地区 美浜アメリカンビレッジと浜川漁港の間の埋め立て地で約14・4ヘクタール。町の整備事業は1999年に基本構想が策定され、2006年に埋め立てが完了した。水産業とマリン産業の融合した拠点の形成を図り、ホテルや飲食店などの商業施設のほか、海業振興センター「うみんちゅワーフ」や公共駐車場などを備えている。

最終更新:6月21日(火)12時49分

沖縄タイムス