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児童応援が原動力 エベレスト登頂成功なすびさん

福島民報 6月21日(火)15時9分配信

 世界最高峰エベレスト(8848メートル)への登頂を果たした福島市出身のタレントで俳優のなすびさん(40)=本名・浜津智明=は20日、福島医大付属病院内にある須賀川養護学校医大分校を訪れた。児童らの寄せ書きが登頂の原動力になり、エベレストの山頂で掲げたと明かした。
 「夢や希望を持ち、前を向いて歩いてほしい。僕の挑戦がみんなの支えになったらうれしい」。なすびさんは同校で開かれた報告会で、暴風の吹く山頂で寄せ書きを掲げた写真を見せ、病気と闘う児童らに語り掛けた。
 なすびさんは昨年12月、福島市の福島高33回(昭和56年)卒有志でつくる「子どもたちの笑顔を願う燦々(さんさん)会」の会員とともに同校を訪れ、児童にエベレスト挑戦の夢を語った。後日、児童らから激励の寄せ書きをプレゼントされると、旗を必ずエベレストに持って行くと約束。支援者から20もの旗を託されていたが、「この旗だけは、なんとしても撮影し、みんなに見せたい」と暴風の中で仲間の協力を受け、唯一掲げることができた。
 報告会には小中学部の5人が参加した。伊藤俊幸分校長があいさつし、なすびさんが登頂の状況を語った。児童からは「一番つらかったことは」「登山中、ひげはそれるの」などの質問があり、なすびさんが笑顔で丁寧に答えた。燦々会幹事の篠木雄司アポロガス社長が一緒に訪れた。

福島民報社

最終更新:6月21日(火)15時12分

福島民報