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「式年遷宮」始まる 相馬中村神社で25年ぶり

福島民報 6月21日(火)15時11分配信

 福島県相馬市の相馬中村神社で御神体の遷宮や本殿を大規模に改修する「式年遷宮」が始まった。東日本大震災の影響で5年延期され、今回が25年ぶりの実施。19日は御神体を本殿から社務所に移す「外遷宮式」が厳かに行われた。
 神社関係者や宇多郷騎馬会員ら約50人が白装束や陣羽織に身を包み午後11時ごろに始まった。本殿での神事に続き、「絹垣」という覆いで御神体を囲い行列を作った一団がたいまつなどの明かりを頼りに階段を下った。
 田代誠信宮司(63)は「震災の影響で不安だったが、無事にできて感無量」と話した。相馬家第33代当主相馬和胤(かずたね)氏の長男・行胤(みちたね)氏が見守った。
 寛文10(1670)年を起源に、20年置きに繰り広げられてきた。前回は平成23年の予定だったが、震災で延期を余儀なくされた。3年かけて本殿や拝殿などの屋根のふき替え、漆の塗り替え、建物土台を補修する。30年春に改築が済んだ本殿に御神体を戻す「遷宮祭」を行う。

福島民報社

最終更新:6月21日(火)15時13分

福島民報