ここから本文です

韓日の国宝半跏像 東京国立博物館で同時展示スタート

聯合ニュース 6月21日(火)18時0分配信

【東京聯合ニュース】東京国立博物館(台東区)で21日、韓国と日本を代表する国宝の半跏思惟(はんかしゆい)像の特別展が始まり、両国の仏像が向かい合う形で一般に公開された。

 韓国の国宝第78号「金銅弥勒菩薩半跏思惟像」と日本の国宝「木造菩薩半跏像」(奈良・中宮寺所蔵)を同時に見ることができる展示は2015年の国交正常化50周年を機に企画された。先月24日から今月12日まで韓国の国立中央博物館(ソウル市竜山区)で展示され、東京国立博物館では7月10日まで公開される。

 片足をもう片足のひざにのせ、指をほおにあてて考えにふける姿の半跏思惟像は韓国と日本に多いが、高さが1メートルほどの大型の像はこの2体を含め、両国に2体ずつしかない。

 金銅弥勒菩薩半跏思惟像は三国時代の6世紀後半に製作され、気高い美しさを表現した秀作と評される。1916年から博物館に所蔵されているが、奉安されていた場所や出土地は分かっていない。木造菩薩半跏像は7世紀後半の飛鳥時代に木材を組み合わせて製作された。

 詳しくみると2体の半跏思惟像は異なる点も多い。韓国の半跏思惟像は高さ83.2センチで、日本の半跏思惟像は126.1センチある。

 東京国立博物館の丸山士郎特別展室長は素材が異なる2体が表現しているものの違いに注目した。韓国の半跏思惟像については、腕の線など曲線が美しく、表情などが明確で動的な印象を与えるとした上で、微笑もはっきり表れており鋭利な一面も感じると説明した。日本の半跏思惟像は、木で作られているため丸みを帯びており、柔らかい印象を与えると指摘。その上で動きが少なく静かで、表情も微笑を浮かべているようにも見えるし、悩んでいるようにも見えると話した。

 また今回の展示は古代から続く韓国と日本の関係を再確認するものであり、高い芸術性を持つ両国を代表する国宝を思う存分鑑賞してほしいと話した。

最終更新:6月21日(火)18時48分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。