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【インタビュー】スラッシュメタルここにあり、リゼットのニュー・アルバム日本上陸

BARKS 6月26日(日)16時40分配信

「3年を要したけどようやくモンスターが放たれるときが来た。反応が楽しみだ」──リッキー・ワグナー(G、Vo)

◆リゼット映像、画像

熱き血潮が噴き出すジャーマン・スラッシャー、リゼットのニュー・アルバム『リアリティー・イズ・ア・ライ』が6月22日に発売となる。クリーター、エグゾダス、メガデスの潮流を受け継ぐ爆裂アルバムの登場だ。

──ついに3rdアルバムが完成しましたね。

リッキー・ワグナー:オレたちのモンスターをようやく解き放つときが来た。ソングライト、プリ・プロダクション、レコーディングとかで3年を要したからね。世界からの反応が待ちきれないよ。遂に日本でも流通することになったから嬉しい限りさ。今回は時間的な余裕もあったから全て考えていたものを創り上げることができた。このアルバムはオレの人生の中でもベストなものになったし、有意義な時間だった。気分は最高さ。多くの人に買ってもらって、聴いて欲しいね。

──日本初上陸ということで、リゼットの結成の経緯を教えてくれますか?

リッキー・ワグナー:トーベンとオレとでティーンエイジャーの時に結成した。まだ12歳か13歳だった(笑)。ギターもまだ始めたばかりだよ。その1年後にはデモを録音していた。まさにロックン・ロールの夢を追いかけていた感じなんだ。今も当時と変わらないけど、オレたちのヒーローであるメタリカ、メガデス、スレイヤー、モーターヘッド、クリーターに触発されて、気が付いたらこの世界に飛び込んでいたんだよ。

──なぜヴァイオレント・フォースの「Dead City」をカバーしようと思ったのですか?

リッキー・ワグナー:そんな大きな理由はないな。この曲が大好きだし、オレたちにぴったりの曲なんだよ。「Dead City」はスラッシュ・パーティーでかけるといつも大盛り上がりだから。

──その「Dead City」にはヴァイオレント・フォースのレミーとGAMA BOMBのジョーがゲストで参加していますが、どのような経緯で実現したんですか?

リッキー・ワグナー:彼らとは友人なんだ。GAMA BOMBのジョーとはリゼットが彼らのサポートをハンブルグで務めたときからの関係で…2008年かな。ジョーはソリッドなベースを弾くからこの曲にはピッタリだと思った。ヴァイオレント・フォースとは2014年のHeadbangers Open Airの時からコンタクトを取っていて、その時レミーからリゼットにバック・バンドをして欲しいと要請があったんだ。この曲は今回初めてプレイしたわけでなく、2008年位からライヴでプレイしていた。そして今回アルバムにカヴァー収録することになったので、レミーのヴォーカルをフィーチュアするしかないよね?という訳さ。

──あなたの影響された音楽はどういうものですか?

リッキー・ワグナー:シンプルにいい音楽だよ。音楽を聴き始めたときはビッグ・ネームばっかりだった。Big Four(メタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックス)もさ。でもそれからはいろいろな音楽を聴き漁り、その幅を広げてきた。メタルだろうとパンクだろうとブルースだろうとジャズだろうとね。古いものも新しいものも関係ない。おかげで聴く耳を養うことができた。とても大切なことだよね?でもエレクトロ系はダメだ。あとニュー・メタル系の中の偽者もNG。

──バンドには2人のギタリストがいますが、ソロとかバッキングとか役割分担はどのようにして決めているのですか?

リッキー・ワグナー:トーベンとは長いこと一緒に活動しているから阿吽の呼吸だね。それぞれがソロを弾くけど、オレはシュレッドとブルース、ペンタトニック・スケール主体のタイプ。彼はメロディ主体のタイプだ。彼はメガデスの大ファンだけど、ARTILLERY、HEATHEN、SUICIDAL TENDENCIES、ANNIHILATORといったメロディック・スラッシュ・メタルが好きなんだ。2人のタイプが違うことによって自ずと役割分担ができているよ。分担で争うこともないね。

──アルバムに何かコンセプトはありますか?

リッキー・ワグナー:キミ自身で考えて欲しい。そして“奴ら”のことは全てを信じないことさ。真実のふりをしているだけだから。コインの表と裏のように2面性があるんだよ、“奴ら”には…。

──ドイツのスラッシュ・メタル・シーンはどうですか?

リッキー・ワグナー:今もいい状況だと思う。1980年代以降、いつもトップ・クラスのスラッシュ・メタル・シーンだよ。俺達もスラッシュしながら世界をツアーするだけだ。アルバム・リリースに合わせたショウをいくつかドイツで行う。それからはヨーロッパ・ツアーだよ。その後はどうなるか決まっていない。日本か?

──日本のメタル・ファンにメッセージがあればお願いします。

リッキー・ワグナー:日本のREZETBANGER、いつもありがとう!Bickee Musicから発売されるニュー・アルバム『Reality Is A Lie』を手に取ってこれからもヘヴィで、ワイルドでいてくれよ。初の日本ツアーが実現する日が待ちきれない。なるべく早くにね。

リゼット『リアリティー・イズ・ア・ライ』
2016年6月22日発売
BKMY-1027 2,222円+税
※輸入盤日本仕様
01.Reality Is A Lie
02.Madmen
03.Dying By The States
04.Dead City
05.Cannibal's Revenge
06.Breaking The Chains
07.Checkmate(War Is Hell)
08.Too Smart To Live
09.Worm In The Core
10.Lost
11.Fight For Your Life
12.Like A Wolf
Produced by Ricky Wagner & Patrick Bieler

Line-up ;
・Ricky Wagner(g / vo)
・Thorben Schulz(g / vo)
・Lucas Grümmert(b / vo)
・Bastian Santen(ds)
guest ;
T-4「Dead City」:Joe McGuiga(B/GAMA BOMB)、Frank “Lemmy” Fellinger(Vo/VIOLENT FORCE)

最終更新:6月26日(日)16時40分

BARKS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。