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6400万円相当の金塊盗む 容疑の造幣局職員逮捕/大宮西署

埼玉新聞 6月21日(火)3時39分配信

 東京都豊島区の造幣東京博物館から約6400万円相当の金塊を盗んだとして、埼玉県警捜査3課と大宮西署の合同捜査班は19日、窃盗の疑いで、さいたま市西区内野本郷、独立行政法人造幣局東京支局総務課専門官、梅野穣容疑者(54)を逮捕した。

 逮捕容疑は、今年1月5日午後4時半ごろ、勤務する同支局敷地内の同館で、展示されていた金塊(高さ6センチ、幅10センチ、長さ20センチ、重さ15キロ)を盗んだ疑い。容疑を認めており、動機について「FX(外国為替証拠金取引)の損失を補填(ほてん)するためにやった」と供述しているという。

 県警捜査3課によると、梅野容疑者は広報業務を担当。「仕事の一環」と称し、上司に無断で金塊を持ち出した。金塊がなくなり、同館はレプリカを展示していた。今月17日、造幣局から「金塊を持ち出した可能性のある人がいなくなった」と同署に相談が寄せられ、捜査。さいたま市内の質店で金塊を発見した。

 造幣局によると梅野容疑者は1980年に入局。普段の勤務態度に問題はなかった。今月15日から無断欠勤していたという。大阪市北区の造幣局で記者会見した市場保弘総務部次長は「管理体制が甘かったと認識している。深くおわび申し上げ、再発防止に万全を期したい」と陳謝した。

最終更新:6月21日(火)3時39分

埼玉新聞