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フランス「アヌシー国際アニメーション映画祭」世界のアニメ市場の今と日本作品の可能性

SENSORS 6/21(火) 16:30配信

2016年6月13日から18日にかけてフランスで開催された、世界4大アニメーションフェスティバル映画祭と称されるうちの一つ「アヌシー国際アニメーション映画祭」の現地レポートをお届けする。

“世界4大アニメーションフェスティバル映画祭“の中で最大規模

1960年にカンヌ国際映画祭から独立する形で設立された同映画祭。アヌシー国際アニメーション映画祭はオタワ国際アニメーション映画祭、広島国際アニメーションフェスティバル、ザグレブ国際アニメーション映画祭と並び世界4大アニメーションフェスティバル映画祭と称され、中でも世界最大規模を誇るのがアヌシー国際アニメーション映画祭になる。
毎年約9,000名のアニメーション業界のトップレイヤーそしてアニメーションファンが世界63カ国からこのアヌシーに毎年集結する。

映画祭は「FESTIVAL」と言われる、アニメーション作品のスクリーニングと同時開催の「MIFA」と言われるアニメーション国際見本市の2つで構成されている。今回は見本市MIFAについてお伝えする。

計555社の出店者が集まる見本市の一番の目的はグローバルバイヤー(Disney Channel、Cartoon Network、Nickelodeonなど)や各国のテレビ局とアニメーションスタジオのコンテンツマッチングである。アニメーションスタジオは最新作品も含めて、バイヤーや配信会社へのピッチが積極的に行われている。会場のネットワーキングスペースが争奪戦になり、カフェエリアもピッチ会場になってしまうぐらい、全会場で毎日アニメーションスタジオとバイヤーのミーティングが行われている。そんなカンファレンスは久しぶりに見た。バイヤーや配信会社も受け身ではなく他社よりもより早く良いアニメーションコンテンツを見つけようという姿勢が多く見られた。

ピッチは基本各自アポを開催前に取りスケジュール計画を立てているが、その他にもShare withというセッションがあり、バイヤーや配信会社が実際に今どのようなコンテンツ(ターゲット年齢、ストーリー希望内容、配信エリアなど)を求めているかオープンに情報を共有し、どんな質問でも答えるというセッションが設けられている。セッションに参加しているアニメーションスタジオは自分たちのどのコンテンツ作品の引き出しがマッチングするか、そして現在製作しているコンテンツに対しての修正ポイントとして真剣に聞いていた。

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最終更新:6/21(火) 16:30

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