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【ブラジル】予想通り散々な結果に 「恋人の日」

サンパウロ新聞 6月21日(火)5時22分配信

 2016年の「恋人の日」は大方の予想通り、ブラジルの小売業界を喜ばせるものではなかった。

 恋人の日の翌日、13日付の伯メディアによると、クレジット保護サービス(SPC Brasil)と全国商店経営者連合(CNDL)がまとめた指標では、恋人の日週間(5~11日)の小売売上高は前年同期比15%減と、ここ7年間で最も大きな落ち込みを記録した。また、セラーザ・エクスペリアン(Serasa Experian)は、6~12日の小売りは15年同時期を9.5%下回り、同社が恋人の日週間の小売動向の調査を始めた06年以降で最大の前年割れとなったとしている。さらに、ボア・ビスタ信用保護サービスセンター(Boa Vista SCPC)は前年同期比5.8%の減収、サンパウロ州商業連盟(Fecomercio―SP)は昨年に対して実質11%、50億レアル(約1500億円)の減収だったとしている。

 散々な結果に終わったことについて、各団体は、失業率の上昇、収入減少、信用収縮、金利高、高インフレが影響したと、ほぼ同じ見方を示している。

 クレジット保護サービスのチーフエコノミスト、マルセラ・カワウチ氏は「贈り物をしたいという意欲はいまだ高い水準だが、贈り物はより安価な物へと変化し、消費者らは分割払いによって先々縛られることになるのを懸念して一括払いで購入することにした」としている。

 この先にも「父の日」や「子供の日」など小売業界が期待を寄せる商機が控えている。カワウチ氏は先の見通しについて、たとえ信頼感が14年に始まった悪化の中断を示し始めたとしても、今年後半にポジティブな影響があると語るには時期尚早だとしている。

サンパウロ新聞

最終更新:6月21日(火)5時22分

サンパウロ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。