ここから本文です

【ブラジル】サンパウロ 路上生活者への市の対応 検察が調査へ

サンパウロ新聞 6月21日(火)6時7分配信

 サンパウロ州の検察当局は、路上で生活する人々に対するサンパウロ市役所の公共政策について調査すると発表した。検察官らの狙いは、路上生活者らを世話し保護するための危機管理計画が、この気温が低い季節に準備、実行されているかどうかを確かめることにある。伯メディアが16日付で報じた。

 サンパウロ市内では先週から、最低気温が一けた台にまで下がり、日中の最高気温も20℃に届かないという寒い日が続いている。先週からのこの寒さの中で、分かっているだけでも6人の路上生活者が命を落とした。

 検死などを行う法医学院(IML)によると、サンパウロ市内では今年3月から6月15日までの間に113人の路上生活者が亡くなっている。3月には41人、4月には27人、5月には20人、そして6月に入ってからは15日間で25人が亡くなった。

 これに関しては、同市警備隊(GCM)や他の市職員を非難する声が上がっている。複数の報道によると、GCMや市職員は衛生面の規定を理由に、路上生活者らの毛布やマットレス、そして寒さから身を守るために使う段ボール片まで取り上げている。

サンパウロ新聞

最終更新:6月21日(火)6時7分

サンパウロ新聞