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【ブラジル】カードで身代金支払い要求 サンパウロ州内で発生の電撃誘拐で

サンパウロ新聞 6月21日(火)6時8分配信

 サンパウロ州文民警察は、誘拐後に身代金をデビットカードで支払うよう要求する犯罪グループを捜査している。カード処理端末機を利用しての犯行だという。被害者の一人が、BandニュースFMラジオにその時の様子を語った。13日付国内メディアが伝えている。

 報道によれば、被害に遭ったトラック運転手の男性は、今月初めに州内グアルーリョス市付近のアイルトンセナ街道で、4人組の武装グループに襲われた。そのうち2人にトラックを奪われ、他の2人に監禁されたという。

 強盗は、男性を解放する代わりに、カードの端末機を通して2000レアルを支払うよう要求した。

 解放された後、被害者は警察に行き、取引に関する情報を求めるために銀行に行ったという。身代金の金額は午後4時頃に、「ジルラーネ」という架空の施設へ送金されていた。

 同ラジオ局からの情報に基づいて、運営会社は端末機の動作を停止しており、捜査に協力すると発表している。
 文民警察によると、容疑者は誰も逮捕されておらず、盗まれたトラックもまだ発見されていない。

 サンパウロ市内で記録された電撃誘拐の発生件数は、2014年は844件だったが、15年には626件と26%減少している。この件数はサンパウロ州全体の74.8%に相当している。州全体でも14年の1015件から15年は838件と24%の減少となっている。

サンパウロ新聞

最終更新:6月21日(火)6時8分

サンパウロ新聞