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国家報勲処は光州市民を愚弄するつもりか

ハンギョレ新聞 6月21日(火)22時2分配信

光州事件鎮圧部隊のパレード参加で不適切対応

第31師団や第11空輸特戦旅団など
6・25記念式不参加を明らかにした後
「撤回の計画はない」と嫌がらせ

 6・25記念式に第31師団と第11空輸特戦旅団などの軍人が光州(クァンジュ)錦南路の市街行進に参加しないと言っておきながら、国家報勲処がこの計画を撤回してはいないと明らかにし、5・18民主化運動国家有功者と光州市民を愚弄するかのような対応をしている。反発が高まると報勲処は「光州地域の行事は取り消す予定」と明らかにした。

 国家報勲処のチェ・ジョンシク広報チーム長は20日午前、国防部の定例ブリーフィングで、25日に光州で開かれる6・25市街行進への第11空輸特戦旅団の参加と関連した記者の問いに、「(参加が)取り消されたというのは現在までの計画のバージョンにはない。議論中」と話した。

 11空輸特戦旅団は1980年5月、全斗煥(チョンドゥファン)率いる新軍部が光州市民の民主化要求を封じ込む過程で投入され、錦南路などで光州市民など550人以上の死傷者を発生させた部隊だ。この部隊の軍人が今年の6・25記念パレードに31師団の軍人と共に錦南路行進に参加するという事実が知らされ、5・18団体と市民の反発を買った。錦南路の軍人パレード自体に反対する5・18団体は、「第31師団と第11空輸旅団が25日の市街行進に参加しないという意思を明らかにした状況で、報勲処は光州を愚弄している」と批判した。実際、第31師団と第11空輸特戦旅団側はこの日、「17日に光州地方報勲庁から『25日のパレードに参加しなくても良い』と連絡を受けた。現時点では25日の行事に参加する計画はない」と明らかにした。

 5・18記念財団のキム・ヤンレ常任理事は「80年5月当時の第11空輸部隊による集団発砲で、光州市民にとり集団的トラウマのある場所の光州錦南路での軍人による25日のパレードに反対する。これは光州市民を蔑視する行為」と明らかにした。ユン・チャンヒョン光州広域市長も「市民が反対する錦南路軍人パレードと関連して、場所の支援や交通統制などの行政的支援をしないよう指示した」と話した。

 17日午後、ハンギョレに「第11空輸旅団の25日のパレード行事参加を取り消した」と明らかにした光州地方報勲庁は、「25日の行事と関連して国家報勲処次元で総括するとの結論が出た。(地方で)自主的に収拾することにしたが、うまくいかなかったため…」とだけ明らかにした。

 報勲処はこの日午後、「護国報勲の月をむかえ、6月25日の光州地域護国報勲パレード行事は、光州地方報勲庁、光州市、地域の軍部隊の協議の下に計画した。光州市と地域団体が軍部隊の参加を望まないなら、光州地域での行事は取り消す予定だ」と明らかにした。

光州/チョン・デハ記者、チョン・チョンフィ、パク・ビョンス記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:6月21日(火)22時2分

ハンギョレ新聞