ここから本文です

華やかに大蛇お光行列 宇奈月・愛本姫社まつり

北日本新聞 6月21日(火)18時13分配信

 黒部市宇奈月町下立の愛本姫社まつり「大蛇お光行列」が21日行われ、大蛇に嫁いだ茶屋の娘、お光の伝説を再現した婚礼行列が地区を練り歩いた。

 大蛇の化身の若侍と、大蛇の模型やのぼりを掲げた一行が愛本橋下の黒部川神社の鳥居前を出発。途中で花嫁姿のお光が加わり、総勢約70人の行列となった。

 愛本姫社に到着すると、婚礼の儀式が行われ、三三九度の杯を交わして、お光が出産で実家に戻った時に作り方を伝えたとされる愛本ちまきを両親に贈った。お光役は高校2年の三和優夏さん(16)、若侍役は下立青年団長の松本大輔さん(25)が務めた。

 開会式では長谷川勇保存会長が「黒部川にまつわる素朴な伝説を今後も守っていきたい」とあいさつ。能澤雄二副市長と国香正稔市教育長が祝辞を述べ、宇奈月小の女子児童が愛本ちまき踊りを披露した。華やかな行列を見ようと、沿道は住民や観光客でにぎわった。

 下立には、お光が黒部川にすむ大蛇に見初められて嫁いだという言い伝えがある。大蛇お光行列は、伝説の継承と地域活性化を目的に、毎年6月21日に行い、ことしで29回目。

北日本新聞社

最終更新:6月21日(火)18時13分

北日本新聞