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気がつけば「山田世代」 プロ野球を席巻し始めた新黄金世代

ベースボールキング 6月21日(火)6時30分配信

 興南高校(沖縄)がエース・島袋洋奨を擁して甲子園春夏連覇を果たした2010年は、まだまだ記憶に新しい。島袋を始め、この年の興南高校の選手達は、揃って大学に進んだ。あの年から6年が経とうとしているが、この92年生まれの選手たちは、高校からプロへ、また大学を経由してプロへ、それぞれの道を辿ったが、プロ野球の舞台に集結し、順調な成長を見せている。成長著しいこの世代を振り返って見たい。

 いまや世代の顔になったのが、山田哲人(ヤクルト)だ。昨年トリプルスリーを果たしたことはもう説明の必要はないが、履正社高校から2010年ドラフト1位でヤクルトに入団すると、4年目の2014年に一気に才能が開花し、打率.324、29本塁打、89打点、リーグトップの193安打。翌15年は、打率.329、38本塁打、100打点、34盗塁のトリプルスリーは、チームのリーグ優勝にも大きく貢献した。


 山田と同じ92年生まれの野手で、活躍を見せているのが西川遥輝(日本ハム)だろう。智弁学園和歌山高校からドラフト2位で入団。2年目の開幕戦に早くも代走としてプロ一軍デビューを果たした。この年は71試合、3年目は85試合に出場し、徐々に存在感を増すと、14年には143試合に出場し、43盗塁を記録。パ・リーグ盗塁王に輝いた。

 投手は大学進学組が良い働きを見せている。6月20日現在防御率1.96でパ・リーグ2位、6勝(3敗)を挙げる有原航平(日本ハム)は、大谷翔平とともにエース格に成長。ルーキーイヤーの15年に早くも8勝を挙げ、見事新人王にも輝いた。今年はチームの勝ち頭の活躍を見せている。

 有原と同じく広島出身で、勢いがあるのが石田健太(DeNA)だ。5月は、4戦4勝、防御率0.33の成績で、月間MVPに輝いた。今年は一年目の今永昇太と共に、リーグトップの防御率を誇る投手陣の中核をなしている。

 そしてDeNAの守護神、山崎康晃も92年生まれ。ルーキーイヤーに37セーブを挙げ、新人王に輝き、今年も守護神としてリーグ2位の16セーブを挙げている。

 その他、ソフトバンクの正捕手の座を掴みかけている山下斐紹や、同じくソフトバンクで強力先発陣の一角を担う千賀滉大など、チームの中核にいる選手が多い。山田の実績が、群を抜いているが、それに負けじと高め合うそんなハイレベルな同世代の争いに注目していきたい。

BASEBALL KING

最終更新:6月21日(火)6時30分

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