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富士写ケ岳の方位盤完成、深田久弥ゆかり 加賀

北國新聞社 6/21(火) 2:48配信

 加賀市出身の作家深田久弥ゆかりの富士(ふじ)写ケ岳(しゃがだけ)(942メートル、同市)の山頂に新調される方位盤が20日、小松市那谷町の石材業「下坂石材」で完成した。方位盤には山頂から見渡せる87の山の名前を刻み、台座に久弥の写真を彫った。名著「日本百名山」を記した久弥が初めて登った山を後世に伝える。

 方位盤は直径60センチの銅板で、高さ約80センチ、重さ約780キロある八角形の台座の上に載せ、8月7日に除幕式(北國新聞社後援)を執り行う。台座は耐久性がある御影石で作り、中には制作協力者の氏名を記した「芳名録」を保管する。

 方位盤の整備は、県山岳協会、県勤労者山岳連盟、日本山岳会石川支部、加賀山岳会など7団体でつくる「山の日記念事業実行委員会」が、今年2月から進めてきた。整備費として県内外から善意が寄せられた。

 今月26日から同委員会のメンバーらが台座の基礎作りや木製ベンチの設置作業を始め、7月中旬にはヘリコプターで台座を山頂に運び、8月7日に関係者が山頂で完成を祝う。大庭保夫事務局長(74)=加賀市白山台=は「郷土の作家で、登山家でもある久弥を末永く誇りに思い、最初に登った山を大切にしていきたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:6/21(火) 2:48

北國新聞社