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参院選きょう公示 沖縄選挙区 島尻・伊波氏が激戦

沖縄タイムス 6/22(水) 5:05配信

 第24回参院選が22日公示される。沖縄選挙区では自民公認の現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏(51)=公明推薦、無所属新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)、幸福実現党公認の新人で県本部副代表の金城竜郎氏(52)が立候補を表明している。米軍普天間飛行場の返還を巡る名護市辺野古への新基地建設問題を最大の争点に、島尻、伊波両氏を軸にした激戦が予想される。投開票は7月10日。
 参院選は6月の県議選に続く政治決戦となり、安倍晋三首相の政権運営に対する県内有権者の評価が示される。選挙結果は普天間問題の行方や県内政治構図に大きく影響しそうだ。
 島尻氏は1期目から掲げる「台所から政治を変える」のキャッチフレーズで現職閣僚として子どもの貧困対策や医療・介護、経済振興政策の充実を強調し、3選に挑戦。普天間問題では危険性除去と固定化阻止のため「辺野古移設を含めたあらゆる選択肢を排除しない」との考えを訴える。
 伊波氏は翁長県政を誕生させた「オール沖縄」勢力の候補として、全市町村長らが政府に求めた「建白書」に盛り込まれた普天間返還と県内移設断念、オスプレイ配備撤回の実現を目指す。全国的な争点となる憲法改定に反対し、安全保障関連法の廃止、日米地位協定の全面改定も掲げ、初当選を狙う。
 金城氏はマイナンバー制度廃止、沖縄への消費税0%特区創設などを訴える。
 比例代表には県出身4人の新人が立候補を予定。
 自民からは女性グループ「SPEED」のメンバーで歌手の今井絵理子氏(32)、共産から党県委員会常任委員の真栄里保氏(59)、おおさか維新から前金武町長の儀武剛氏(54)、日本のこころを大切にする党から地域コミュニティーFM局などで活動する手登根安則氏(52)が立候補を予定する。
 今回の参院選は6月23日公示の可能性もあったが、慰霊の日と重なるとの県内の反発を受け、安倍首相が沖縄への「配慮」で22日公示に前倒しした。

最終更新:7/2(土) 11:00

沖縄タイムス