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米海兵隊の豪州配備、2020年に延期 在沖部隊移転計画に影響も

沖縄タイムス 6/22(水) 8:46配信

 【平安名純代・米国特約記者】米豪両政府が米海兵隊約2500人をオーストラリア北部に巡回配備する計画を当初予定の2016年から20年に延期してたことが分かった。在沖米海兵隊の分散移転計画にも影響を与える可能性もある。複数の米政府筋が20日、沖縄タイムスの取材に対して明らかにした。
 米豪は、アジア太平洋地域重視戦略の一環として、12年4月から豪北部ダーウィン港近くに米海兵隊の巡回配備を開始。14年までに1150人規模に増員し、16年頃までに2500人規模に増員させる方針を確認していた。
 米国防総省筋によると、2500人規模の駐留に必要な兵舎や施設が不足し、巡回配備にかかる駐留費の負担を米豪間でさらに交渉する必要が生じたため、増員の先送りが決まった。当面は約1千人規模を維持する予定という。
 オバマ大統領は11年に豪を訪問した際、ダーウィンを米軍の新たな拠点にすると発表。翌12年から米海兵隊の巡回配備が開始され、当地の豪空軍基地に戦略爆撃機を配備する可能性も協議するなど重要な戦略拠点と位置付けられていた。しかし、昨年10月に豪がダーウィン港を中国企業に長期貸与したため、オバマ氏が不信感を表明するなど問題化していた。

最終更新:6/22(水) 8:46

沖縄タイムス