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LEGO BIG MORL 1stシングル「Ray」があったから今の自分たちがある/インタビュー2

エキサイトミュージック 6/22(水) 13:30配信

 
■LEGO BIG MORL/Best Album『Lovers, Birthday, Music』インタビュー(2/5)

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この10年活動してきて、一番辛かった

――では、アサカワさんはどの曲に?

アサカワ:どの曲も思い入れがあるんですけど……じゃあ、僕は1曲目の「ワープ」(2008年4月)で。TSUTAYA限定の無料レンタルとして最初に出した曲だったんですけど、曲の思い出というより、ミュージック・ビデオの思い出が……この10年活動してきて、一番辛かったミュージック・ビデオです。ミュージック・ビデオの撮影自体が初めてだったというのもあったんですけど、何テイク撮ったか覚えてないくらいの回数をフルパワーで叩きました。

カナタ:30回くらいはやった?

アサカワ:うん。当時はまだ若くて元気だった俺らが、帰りは無言になって。スタッフから「ご飯行く?」って誘われても、「いや、大丈夫です」って言って、みんなでホテルに帰りましたから。

――当時はまだ大阪に住んでて、仕事のために東京に出て来てたんですよね。

ヒロキ:東京に住み始めたのは2010年だから、今回のベスト盤の収録曲で言うと「バランス」を出した頃ですね。

あまりにも生々しすぎて自分と向き合うことが出来なかった

――では、カナタさんの思い入れのある曲は?

カナタ:「テキーラグッバイ」(『Tuesday and Thursday』収録曲)っすね。ホンマにレコーディングのときのことは、今でも思い出します。もう自分の歌の実力の無さに打ちのめされて、「このままやったらプロなんかなられへん」って、めっちゃ落ち込んで。それまでも自主制作ではレコーディングはしてましたけど、プロになると全然違うから。「このままじゃダメだ」って。そういう感じでした。

――その思いはレコーディングを重ねて行く中で徐々に解消して行ったんですか?

カナタ:どうでしょう? 今でもあの悔しかったことは思い出すから……。

――ライブではすごく気持ち良さそうに歌ってるように見えますけど。

カナタ:ライブはね、エネルギーが満ち溢れているから歌えるんです。でも、レコーディングはホンマに慣れてなかったし、あまりにも生々しすぎて自分と向き合うことが出来なかったですね。


これを評価してもらえたから今の自分たちがある

――そんなこともあったんですね。では、ヒロキさんも1曲あげてもらっていいですか?

ヒロキ:僕は(1stシングル)「Ray」(2008年12月リリース)で。この曲は「これが評価されないならバンド止めよう」って思ったくらい自信がありました。これを評価してもらえたから今の自分たちがあると思います。激しい曲だけじゃなくて、LEGOはちゃんとバラードも歌えるんだってことを証明してもらった曲ですね。やっぱりいつ聴いても良い曲ですし、「どうやってこの曲作ったんやろう?」って思うし、あの頃の自分たちに頭が下がる感じがします。

――曲を作っていたときのことは覚えてますか?

ヒロキ:キンタの実家で作ってたな、とかは覚えてるんですけど。あと、たぶん3拍子の曲をやるのが初めてだったんですよ。だからそれがすごく楽しかった記憶はありますね。その代わり、アプローチは難しかったですけど。

――リスナーとしても、とても印象に残ってる曲です。それまでの他の楽曲からは想像もつかないような楽曲が来たっていう驚きもありました。

ヒロキ:インディーズの頃から対バンの仲間たちの間でも人気があったんですよ。セットリストの中でさんざん激しい曲をやって、終わりの頃にこれをポンってやるのはズルイってよく言ってもらってました。とにかく、この曲は不特定多数の人たちに刺さる自信しかなかったし、なによりデビュー曲ですからね。

最終更新:6/24(金) 1:30

エキサイトミュージック