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京都・清水寺貫主が講演 美里町民や避難者励ます

福島民報 6月22日(水)11時7分配信

 京都・清水寺の貫主(かんす)を務める森清範さんの復興支援講演会は21日、福島県会津美里町高田体育館で開かれた。会場いっぱいに集まった参加者を前に「挑戦」と「美」の2文字を揮毫(きごう)し、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を目指す県民を励ました。
 15日から町内で開催している「あやめ祭り」の関連行事。会津美里町と同町の姉妹都市・楢葉町の共催。森さんは清水寺で年末、今年の漢字1文字を揮毫していることで知られる。
 講演会には町民や楢葉町からの避難者ら約500人が参加した。森さんがはじめに中学生が選んだ「挑戦」を、次に会津美里と楢葉両町民が選んだ「美」の文字を一気に書き上げると会場から大きな拍手が送られた。
 「梵心(ぼんしん)」の演題で命の大切さや祈りの大切さなどを紹介した。「見える物は見えない物全てに支えられている。そのことに感謝しながら生活してほしい」などと訴えた。
 町内の仮設住宅に住む楢葉町の早川朝子さんは「とても心に響いた。胸がいっぱいになった」と感動していた。
 開会に先立ち、渡部英敏会津美里町長、松本幸英楢葉町長があいさつした。
 町は講演会に先立ち町内の中学生と、楢葉を含む町内の住民に、森貫主に書いてほしい1文字を募集した。合わせて約530人から応募があり、中学生は「夢」「努力」「希望」「楽」など、町民からは「心」「翔」「会」「一」「愛」などが寄せられた。

福島民報社

最終更新:6月22日(水)12時24分

福島民報

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