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いわき久之浜にハマエンドウ 波立海岸から移植

福島民報 6月22日(水)11時15分配信

 福島県いわき市の久之浜・大久地域づくり協議会は21日、市内久之浜町の波立海岸から久之浜海岸にハマエンドウを移植した。
 海岸沿いで歩道の設置工事が本格化するのを前に、ハマエンドウを守ろうと実施した。協議会のメンバー、磐城国道事務所などから約30人が参加した。
 参加者はクレーンで掘り起こしたハマエンドウを集め、段ボール箱に箱詰めした。その後、約2キロ離れた久之浜海岸に運び、スコップやくわで移し替えた。
 ハマエンドウは毎年5月下旬ごろに、復旧工事が進む堤防沿いなどで紫色の花を付ける。東日本大震災の津波被害を受けたが、協議会のメンバーや地域住民らが残った株を増やす活動を続け、地域のシンボルとして親しまれている。
 協議会の木村芳秀会長(79)は「地域の安全安心が最優先。工事終了後に活動を再開し、ハマエンドウの群生地を復活させたい」と話している。

福島民報社

最終更新:6月22日(水)12時54分

福島民報