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「2位じゃダメなんですか」のスパコン、日本は省エネで3連覇

投信1 6月22日(水)12時10分配信

スパコンで中国が7回連続トップの座を確保

2016年6月20日、スーパーコンピュータ(以下、スパコン)の上位500位までの性能を評価するプロジェクト「TOP500」は、中国の国産新型機「神威太湖之光」がトップになったと発表しました。

TOP500は1993年からランキングを年2回(6月及び11月)定期的に発表していますが、中国製がトップとなるのは、2013年6月から7回連続になります。ちなみに、1993年からの1位確保の累計回数は米国が26回、日本が13回、中国が8回となっており、いかにここ数年で中国が力を付けているかが読み取れます。

また、スパコンの心臓部であるMPU(超小型演算処理装置)も従来の米国製ではなく中国製であった点、及びTOP500のうち167台が中国製で米国の165台を上回っていたことも注目されます。背景としては、中国が国策として半導体を強化していることや、2014年にIBMのサーバ部門を中国のレノボが買収したことなどが挙げられますが、“コンピュータ大国”として中国が力を付けていることは紛れのない事実と言えるでしょう。

日本は5位に後退

これに対して、日本の「京」(理化学研究所・富士通)は昨年11月の4位から5位に後退しています。

「京」といえば、2009年、当時の民主党政権下での事業仕訳で蓮舫議員から「2位じゃだめなんでしょうか」と予算削減を迫られたいわくつきのプロジェクトですが、2011年に2回、1位の座を確保したものの、その後は順位を落としています。

また、2015年11月に行われた税金の無駄遣いをチェックする行政事業レビューにおいても、自由民主党の河野太郎行革担当大臣から費用対効果が明確に説明されていないと批判を受けているため、首位奪還のために国の予算が大幅に計上されるような気配は全くありません。

スパコンは、防災(地震、津波の予知)だけではなく、航空機・自動車の設計、創薬、新素材などの研究開発を高度化、効率化していくためにこれからも必要性が益々高まる分野です。そこで、中国の後塵を拝して大丈夫なのかという不安がよぎります。

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最終更新:6月22日(水)12時10分

投信1

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