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劇的な分散化が実現した株主総会のメリットとは

投信1 6月22日(水)16時10分配信

この記事の読みどころ

 ・ 今年の5月13日は最近にない決算発表の集中日として話題になりましたが、裏を返すと、近年はそれだけ分散が進んでいたことになります。
 ・ 決算発表以上に、劇的な分散開催が進んできたのが株主総会です。21年前の集中開催比率は96%超でした。
 ・ 複数の株主総会に出席できるメリットを活かして、投資判断の材料としても活用しましょう。

大きな話題になった5月13日の決算発表集中日

今年4~5月の決算発表シーズンで、ある特異な現象が起きました。それは5月13日に決算発表が集中したことです。当日は上場企業の約30%に該当する約900社が決算発表を行いましたが、昨年同時期のピークが半分以下の約430社だったことからも、その集中ぶりが分かります。

ここまで集中したのは、決算発表を〆日(期末日)から45日以内に行うように東証から要請されていること、昨今の不正経理問題を受けて監査法人が準備に多くの時間をかけるようになったこと等々、理由はさまざまなようです。

ただ、トヨタ自動車 <7203> や日立製作所 <6501> など多くの大手企業は、もっと早い日に決算発表を行っていました。つまり、その集中日に決算発表を行ったのは、中堅以下の企業が圧倒的に多かったため、株式市場で特に大きな混乱は生じなかったようです。

それでも、この決算発表の集中ぶりは話題になりました。逆に言うと、それまで分散が進んでいたということになります。実際、20年以上前ならば、特に珍しくなかったと筆者は記憶しています。来年からはどうなるのか、少なからず気になることではあります。

これでも劇的な分散開催が進む株主総会

一方、同じように着実に分散が進んでいるのが株主総会です。今年の3月期決算会社の定時株主総会(予定)を見ると、6月29日(水)に約32%の760社が開催し、次に多いのが6月28日(火)で約20%の470社となっています。

“何を言っているんだ、決算発表の集中比率(約30%)より多いじゃないか!”、“どこが分散なんだ?”と思う方がいるかもしれません。いや、これでも着実にどころか、劇的に分散開催が進んでいるのです。

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最終更新:6月22日(水)19時20分

投信1

チャート

トヨタ自動車7203
5950円、前日比-194円 - 9月23日 15時0分

チャート

日立製作所6501
483.7円、前日比-6.4円 - 9月23日 15時0分

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