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あっ、人が消えた!? 大学生が「蒸発現象」体験 /千葉

千葉日報オンライン 6/22(水) 13:25配信

 あっ、人が消えた!?

 夜間に車を運転中、対向車とヘッドライトが重なり、横断者が一時的にドライバーから見えなくなる「蒸発現象」を体験してもらう交通安全教室が21日夜、千葉大学(千葉市稲毛区)で行われた。千葉北署(鈴木昇署長)交通課のパトカーを使用し、同署員がライトの光量などを調節しながら“蒸発”を再現。同大の学生約25人が参加し、運転時の死角や夜道を歩く際の注意点を学んだ。

 交通安全教室は、これから車を運転する機会が増える学生にライトの切り替えの重要性などを知ってもらおうと同署が企画。蒸発現象の実験は、対向するパトカーと警察車両のライトを点灯させ、両車間を歩行者役の警察官が横切る-という想定で開始。実際に学生が運転席に座り、ハイビームとロービーム、黒や白といった歩行者の服の色による見え方の違いを検証した。ライトが重なり警察官の姿が全く見えなくなると、学生たちから「見えない」「怖い」と驚きの声が上がった。

 同署交通課の稲村寿永警部補(54)は「蒸発現象が原因と思われる事故は多い。車のライトはハイビームが基本だが、対向車とすれ違うときはロービームに切り替えるなどして防ぐことが大切」。法政経学部2年の久郷浩幸さん(19)は「運転席からだと歩行者の姿が見えず怖かった。夜間に歩く際は、車側から自分の存在を認識してもらえるよう気を付けたい」と話した。

最終更新:6/22(水) 13:25

千葉日報オンライン