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九州電力、家庭向けガス販売 福岡、北九州地区で17年4月から

qBiz 西日本新聞経済電子版 6月22日(水)11時9分配信

 九州電力が来年4月の都市ガス小売り全面自由化に合わせ、福岡都市圏と北九州地区の一般家庭向けにガス販売を始めることが21日分かった。既存のガス小売り部署も増員し、参入準備を本格的に進める。

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 九電が北九州市に保有する液化天然ガス(LNG)基地は、西部ガス(福岡市)のガス導管と直結している。導管使用料(託送料金)を支払った上で、西部ガスの供給網を利用して一般家庭にガスを届ける。

 西部ガスは福岡、北九州両地区の約83万7千件(2015年3月現在)にガスを供給している。九電は、電気とガスのセット割引など西部ガスに比べて割安な料金プランを打ち出し、顧客獲得を図る。

 西部ガスの導管網がある長崎県や熊本県のほか、他の都市ガス各社の供給圏で九電がガスを供給するには、LNG基地からタンクローリーで各地に輸送する必要がある。これらの地域での展開について、九電幹部は「費用など経済性を見極めて決める」としている。

 九電は昨年7月、ガス小売り参入に向け社内に「ガス小売推進グループ」を設置し、8人体制で検討を進めてきた。今年8月には「ガス営業部」に昇格させ、13人体制に増強。さらに来年度をめどに20人体制とする方針。

西日本新聞社

最終更新:6月22日(水)11時9分

qBiz 西日本新聞経済電子版