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中学生が高さ8メートルのロープ渡過 職場体験で消防訓練

両丹日日新聞 6月22日(水)12時0分配信

 京都府福知山市南岡町、南陵中学校(片山哲朗校長)の2年生190人が、市内の54事業所でこのほど職場体験学習をした。働くことの喜びと苦労を知り、将来の仕事や進路について考える機会として毎年取り組んでいる。

 東羽合の福知山消防署を訪れた男子生徒5人は、体験学習の概要説明を受けたあと、活動服を着て高さ8メートルの所に張った長さ7メートルのロープを渡る訓練を体験した。

 署員に「左足は力を抜いてロープにかけた右足を中心にバランスをとるように」と教わり、命綱を付けて「カラビナ(金具)よし、安全環よし、準備よし」と元気良く声を出して確認したあと渡り始めた。

 初めは怖がりながら「イチ、ニ、イチ、ニ」と掛け声を出して少しずつ進んでいたが、慣れてくると笑顔が出る場面もあり、全員無事渡り切った。

 的場玲大君は「手が疲れて進みにくかったです」と話し、「消防の業務を学んで、命の大切さ、仕事の大変さを学びたい」と体験学習に意欲を見せていた。

 2日間で、心肺蘇生法を学ぶ普通救命講習を受けたり、放水するホースを補助を受けながら持ったり、梯子車に搭乗したりした。

 ほかの生徒は、保育園などの教育機関や福祉施設、販売サービス業などを体験し、今後、学んだことを発表し、仕事への理解を深める。

両丹日日新聞社

最終更新:6月22日(水)12時0分

両丹日日新聞