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【やる気を引き出すコーチング】 言っても“動かない”子ども…そんな時は?

ベネッセ 教育情報サイト 6/22(水) 14:00配信

小学生も参加するコミュニケーション講座を折々にやっていますが、子どもたちと接するなかで、さまざまな気付きがあります。そうしたなかの一つをご紹介しましょう。

集中してくれない子ども……

基本的に、親御さんにムリヤリ連れてこられたお子さんは、まったく講座に興味がありません。準備したカリキュラムで、時間どおりに始めたいのですが、これから何が始まるのかよりも、目の前に置かれている小道具やスマホのゲームなどが気になってしょうがない様子のお子さんもいます。こちらに集中する気配もなく、それらをいじり始めます。親御さんもイライラモードです。

それでも、「はい! ここに座って! 話を聴いて!」と注意することは、コーチングのプロとしては、決してしたくないことです。講座(勉強)に集中してほしいけれど、強制はしたくない。自発的に取り組んでほしい。こんな時、どうしたらいいのでしょう?

子どものペースに合わせる

先日も、目の前に置いてある色鉛筆をいじって、こちらに集中しようとしない小学6年生の女の子がいました。開始時間にはなりましたが、しばらく様子を見守りました。両手いっぱいに握った色鉛筆を、鉛筆立てに差し込みたいようですが、一度にたくさん握っているので、なかなかうまくいきません。それを何度もやり直しているのです。

「どうしたいの?」と声をかけました。「これを全部、ここに入れる!」、「そう! じゃあ、手伝うね」。私が鉛筆立てを両手で支えて固定し、共同作業で、なんとか成功させました。「できた!!」それで落ち着いたのでしょうか。話を聴く態勢になってくれました。

ある時は、ゲームに夢中になっている子どもがいました。この時も、「もうそろそろ始めるので、ゲームはやめてね」とは言わず、一緒にスマホをのぞき込みました。「おお! すごいね!」「これは難しそう!」「○○ちゃん、うまいね!」と相手の気持ちに寄り添いながら声をかけてみました。自分が「ここまでは」と思うところまでやったら、安心したのか、スマホを手放して、こちらを向きました。

こんな瞬間に、「子どもって本当に面白いなー!」と思います。子どものペースに合わせて寄り添っているうちに、逆に、こちらのペースにも合わせてくれるようになるものです。

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最終更新:6/22(水) 14:00

ベネッセ 教育情報サイト