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元ジャスダック上場の(株)タスコシステムが破産開始決定

東京商工リサーチ 6月22日(水)13時53分配信

 (株)タスコシステム(TSR企業コード:010278532、法人番号:9430001010178、文京区本郷2-32-1、設立昭和63年10月26日)は東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には児玉晃一弁護士(マイルストーン総合法律事務所、渋谷区上原3-6-6、電話03-5790-9886)が選任された。
 負債は現在調査中。
 「北前そば高田屋」や「とり鉄」など飲食チェーンを展開し、順調に事業を拡大して平成13年9月には店頭市場へ株式公開した。「炭一鉄」などのフランチャイズ契約も開始し、15年12月期は売上高182億3754万円をあげていた。しかし、事業拡大に伴う従業員教育や店舗ノウハウの形成が遅れ、業績が急激に悪化。18年5月、会社分割により持株会社へ移行し、(株)東京タスコ(TSR企業コード:296676195、法人番号:5010401061817、解散)やプラスネット(株)(TSR企業コード:012148806、法人番号:6430001030930)に事業を移管するなど、回復策を講じた。
 しかし、業況は改善せず、18年12月期は63億5486万円の赤字となったため、北前そば高田屋に経営資源を集中。その後も赤字が続いたため、債務超過へ転落し監査法人が20年12月期半期報告書において「意見を表明しない」と記載され、ジャスダック証券取引所から同年12月に上場廃止となった。その後、残っていた店舗やブランド、子会社の権利義務の移管などを行ったのち、実質的に休眠状態となっていた。

東京商工リサーチ

最終更新:6月22日(水)13時53分

東京商工リサーチ