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イギリスのEU離脱問題、英デザイナーらがクリエーション通じて意思表示

Fashionsnap.com 6月22日(水)18時5分配信

 イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票が6月23日の明日、実施される。先週開催されたロンドンコレクションメンズでは、複数のデザイナーがクリエーションを通じてEU離脱についての意見を発信した。

【画像】英デザイナーらがクリエーションをインスタグラムで公開(※本文下に掲載)

 6月10日から13日にわたってロンドンで開催されたメンズファッションウィークでは、「クリストファー・レイバーン(Christopher Raeburn)」が残留を意味する「IN」という言葉を配したアイテムを発表したほか、「シブリング(Sibling)」を手掛けるシド・ブライヤン(Sid Bryan)とコゼット・ミククエリー(Cozette McCreery)はショーのフィナーレで「IN」と大きくプリントされたTシャツを着用してランウェイに登場。また、若手デザイナーの「Daniel w. Fletcher」は、2017年春夏メンズコレクションのテーマに「EU残留」を掲げた。残留を指す「STAY」というスローガンが複数のアイテムに取り入れられ、コレクション期間中にはショー会場外で新作アイテムに身を包んだモデル達によるデモンストレーションも行った。

 活動家の顔も持つデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)は、有権者登録を呼びかけるTシャツを着用した自身の写真をインスタグラムに投稿。ベルリンとロンドンを拠点に活動する写真家のウォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)は、残留を支持するキャンペーンポスターを発表している。イギリスがEUから離脱した場合、これまではフリーだったEU加盟国との関税が見直され、イギリスの貿易規模の縮小が懸念される。英国ファッション評議会が英国デザイナーを対象に行った意識調査によると、90パーセントが残留を希望していることが明らかになった。

最終更新:6月22日(水)18時8分

Fashionsnap.com