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土砂崩れや床下浸水…佐賀県内大雨被害まとめ

佐賀新聞 6月22日(水)17時52分配信

交通機関マヒ

 佐賀県内は22日、梅雨前線の影響で激しい雨に見舞われている。佐賀地方気象台によると、1時間当たりの雨量で、白石町で51・5ミリ、伊万里市で48・5ミリ、佐賀市で47・0ミリを観測。藤津郡太良町を除く県内全域に大雨警報を出して警戒を呼び掛けている。JRで運転見合わせや大幅な遅れが出るなど交通機関にも影響が出ている。

鹿島、嬉野で土砂崩れ

 大雨の影響で、嬉野市嬉野町吉田の民家の畑が長さ約30メートルにわたって約6メートル下に崩れ落ち、物置小屋が一部損壊した。鹿島市古枝では丘陵部の土砂崩れで農機具用の倉庫が押しつぶされた。多久市多久町ではため池の土手の一部が崩れ、住民36人が公民館に避難した。県によると、鹿島市と武雄市で床下浸水や土砂の流入など住宅被害が計3件発生した。

武雄市全域に避難勧告

 武雄市は大雨で市内全域に避難勧告を出した。多久市、小城市も一部の地域で避難勧告を出している。避難準備情報は嬉野市、伊万里市、白石町で全域に、佐賀市や神埼市、西松浦郡有田町、三養基郡上峰町では山間部に出ている。気象台は佐賀市や唐津市、伊万里市など13市町に土砂災害警戒情報を出し、避難情報への注意を促している。

道路も冠水

 JRでは佐世保線の肥前山口駅-佐世保駅間などで運転の見合わせが相次ぎ、ダイヤが乱れて大幅な遅れが出ている。道路の冠水で武雄市橘町の国道498号など各地で通行止めが出ている。

23日未明にかけても大雨

 気象台によると、18日の降り始めからの雨量は嬉野市381ミリ、鳥栖市312ミリ、白石町295ミリなどを観測している。県内は22日夜から23日未明にかけて大雨や落雷、突風などの恐れがあり、雨量の予想は多いところで1時間50ミリ、24時間120ミリ。気象台は「土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水などにも注意が必要」と話している。

最終更新:6月22日(水)17時52分

佐賀新聞