ここから本文です

役員報酬1億円以上 34社85人(6月22日17時現在)

東京商工リサーチ 6/22(水) 18:32配信

2016年3月期決算上場企業「役員報酬 1億円以上開示企業」調査

 6月22日17時までに確認された役員報酬1億円以上を受け取った役員の個別開示を行った上場企業は34社、人数は85人だった。2016年3月期決算の有価証券報告書は順次提出され、3月期決算上場企業2,451社のうち339社が提出し、34社が1億円以上の報酬を受け取った役員を輩出した。
 85人のうち、2015年3月期決算と2016年3月期決算で、連続して個別開示された役員は54人(構成比63.5%)。新たに開示された役員は31人だった。
 役員報酬1億円以上の開示は、「改正企業内容等の開示に関する内閣府令」に基づき、2010年3月期決算より報酬等の総額、報酬等の種類別(基本報酬・ストックオプション・賞与・退職慰労金等の区分)の総額を有価証券報告書に記載することが義務付けられた。
 2016年3月期は引き続き好業績を発表する企業も多い。個別開示の社数・人数とともに上場企業決算の役員報酬への反映が注目される。
※有価証券報告書が確認された企業を対象にランキングを作成
≪参考≫2015年3月期212社・413人、2014年3月期191社・361人、2013年3月期175社・301人

【6月22日17時時点集計】
個別報酬額 ソフトバンクグループ ニケシュ・アローラ元副社長が歴代最高額を更新 
 6月22日17時現在、有価証券報告書の提出が確認された企業は339社で、このうち、役員報酬1億円以上の個別開示が確認されたのは企業数で34社、人数で85人だった。
 6月22日17時現在の役員報酬最高額はソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長が64億7,800万円で、開示制度が開始された2010年3月期決算以降の歴代最高額を更新した。今まで役員報酬の最高額はオリックスの宮内義彦シニア・チェアマン(2015年3月期54億7,000万円)だったが、その報酬額を10億800万円上回った。次いで、ソフトバンクグループのロナルド・フィッシャー取締役が20億9,600万円、日立製作所のジョン・ドメ執行役常務が9億円と続く。
 ソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長は、孫社長の後継者として2015年3月期には契約金などを含め165億5,600万円を受け取ったが(役員就任前のためランキング対象外)、2016年6月22日の株主総会で退任した。ソフトバンクグループのロナルド・フィッシャー取締役は、2015年3月期役員報酬額17億9,100万円に対し3億500万円増で、開示制度が開始された2010年3月期より7年連続で開示された。日立製作所のジョン・ドメ執行役常務は、初めて役員報酬1億円超として開示された。
 個別開示で連続して開示された54人のうち、2015年3月期に比べ24人が役員報酬額が増額。また2016年3月期に新たに開示に加わった人数は31人だった。

個別開示人数 東京エレクトロンが11人で最多
 6月22日17時現在、役員報酬1億円以上の個別開示を行った企業34社のうち、東京エレクトロンが11人(前年4人)で最多。以下、LIXILグループが7人(同3人)、エーザイ、ソフトバンクグループ、バンダイナムコホールディングス5人の順。また、複数人の開示を行った企業は19社だった。

東京商工リサーチ

最終更新:6/22(水) 18:32

東京商工リサーチ

なぜ今? 首相主導の働き方改革