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車内にちゃぶ台 空きホーム活用、駅と通勤電車を酒場に 京阪

乗りものニュース 6/22(水) 18:40配信

居酒屋と化した通勤電車

 大阪府と京都府、滋賀県に路線網を持つ京阪電車が2016年6月22日(水)、「ノスタルジー」をテーマにした「中之島駅ホーム酒場」を期間限定でオープンしました。

【写真】盛り上がる車内の様子

 名前の通り、中之島駅(大阪市北区)のホームを「酒場」にしているのはもちろん、そこへ電車を停車させ、店舗や飲食用の特別席をその車内に設置。「本物のホームと電車を使った酒場」になっているのが大きな特徴です。

 ホームに停まっているのは1964(昭和39)年に登場した2200系という、窓と並行な「ロングシート」が車内に並ぶ“典型的な通勤電車”です。

 しかし今回、その車内にあったのは「カウンター」や「ちゃぶ台」。“日常”の象徴である見慣れた通勤電車が、“非日常”の見慣れぬ空間に姿を変えていました。

 お酒はビールやハイボールなど複数用意されており、特に京都伏見の日本酒が充実しているのが、その地を通る京阪電車らしいところです。

 食事は、京阪大津線で運行されている「おでんde電車」の名物おでんといったお酒に合うもののほか、全国の珍しいカップラーメン、駄菓子バー、スイーツなども楽しむことが可能。中之島の文化や歴史を伝える写真展なども行われています。

「ホーム酒場」は中之島駅だからできた?

 中之島駅がある京阪中之島線が開業したのは2008(平成20)年10月19日と、比較的最近です。しかしこの中之島線、当初は1日12万3000人の利用が想定されていましたが、実際は低迷。開業初年度は2万5618人で、近年は沿線の活性化が進むなどし増加傾向が見られるものの、2014年度は3万1334人といまだ想定とは乖離(かいり)しています(数字は各駅乗降人員の合計)。また開業当初は日中、1時間に8本設定されていた列車本数が現在は6本になるなど、ダイヤにもそうした状況が現れています。

 また今回、「中之島駅ホーム酒場」がオープンしたのは同駅の3番線ですが、それら背景からこの3番線は通常、ほとんど使う必要がない状況です。うがった見方をすれば、先述した背景のなか、そうしたホームがあるからこそ、中之島駅でこうしたイベントが開催できた面がある、といえるかもしれません。

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最終更新:6/22(水) 20:04

乗りものニュース