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<参院選>22日公示、4党軸で改選3議席争う 現新7人が出馬準備

埼玉新聞 6月22日(水)10時30分配信

 第24回参院選は22日公示され、7月10日投開票に向け、18日間の選挙戦がスタートする。埼玉選挙区(改選数3)には6政党6人と諸派1人の現新計7人が立候補を予定。自民、公明は与党で2議席確保を目指し、民進と共産は安倍政権への批判を強めて議席を狙う。3枠を巡る議席争いは自民、公明、民進、共産の4党基軸となりそうだ。おおさか維新と日本のこころを大切にする党の第三極勢も「独自性」を強調し、支持拡大を図る。

 過去3回の参院選埼玉選挙区を振り返ると、自民、公明、旧民主を軸とした議席争いが続いている。そこに近年、伸張する共産が加わり、激戦が予想される。

 4選を狙う自民現職の関口昌一氏(63)はアベノミクスの継続による経済再生と雇用の創出を訴える。前回2013年に続く100万票獲得を目標に掲げ、新藤義孝県連会長(衆院議員)は「政権安定のため自公で2議席取る」と力を込める。

 公明現職の西田実仁氏(53)は中小企業の景気回復に対する政策を強調する。自民から推薦も受けた。県本部幹部は「関口氏とともに議席を死守し、連立政権を前に進める」と意気込む。公示日には山口那津男党代表が県内入りする。

 民進現職の大野元裕氏(52)は「消費増税の引き上げ再延期はアベノミクスの失敗」と批判。大島敦県連代表(衆院議員)は「埼玉は複数区。うちは大野氏の再選が最優先」と述べ、唯一の参院議席死守に総力を傾ける。

 共産新人の伊藤岳氏(56)は市民団体などと連携し、安全保障関連法の廃止を前面に掲げる。共産県委員会の荻原初男委員長は「上げ潮ムードだ。最近の選挙では最も手応えがある」と、18年ぶりの議席獲得に情熱を注ぐ。

 第三極勢は無党派層を取り込み、比例票の掘り起こしを図る。おおさか維新の新人沢田良氏(36)は統治機構改革を訴え、候補者最年少という若さを強調。日本のこころの新人佐々木知子氏(47)は紅一点をアピールし、子どもたちが誇りを持てる国づくりなどを訴える。

 ほかに諸派新人の小島一郎氏(45)が出馬準備を進める。

■埼玉県選挙区立候補予定者(21日現在)

関口昌一63(3)自 参院党幹事長代行

大野元裕52(1)民 元防衛大臣政務官

西田実仁53(2)公 党参院幹事長

伊藤岳56 共 党県常任委員

沢田良36 お 元参院議員秘書

佐々木知子47 日 元会社員

小島一郎45 諸 党幹事長代理

最終更新:6月22日(水)10時30分

埼玉新聞